京都府立須知高等学校: 2025年2月アーカイブ

2025年2月アーカイブ

寒波もひと段落した2月28日(金)に第77回卒業証書授与式を挙行しました。京丹波町長畠中源一様や京丹波町教育長松本和久様など多くの来賓の方々や保護者様・教職員の見守る中、2クラス32名の生徒たちが須知高校から巣立って行きました。今年度はコロナ禍以前のように在校生全員が参列する形式で式典を挙行することができました。校長式辞では、①他者とのコミュニケーションを円滑にとることの必要性、②何事が起こっても対応できる強さを培うこと、③生まれ育った郷土を愛することの3点が強調されました。式後のホームルームでは、担任から生徒一人ひとりにはなむけの言葉とともに卒業証書や記念品が手渡されました。須知高校の教育活動に御理解・御支援くださいました保護者様や地元の皆様方には大変お世話になりありがとうございました。今後とも須知高校への御協力のほどよろしくお願いいたします。

IMG_4005.JPG

IMG_3990.JPGIMG_3996.JPGIMG_4071.JPGIMG_4080.JPGIMG_4199.JPGIMG_4243.JPG

2月26日(水)1限目と2限目に、1年生・2年生合同で普通科「総合的な探究の時間」、食品科学科「課題研究」合同成果発表会を行いました。2年1組は「課題研究」で取り組んできたテーマについて、その他のクラスは「総合的な探究の時間」で1年生は週1時間、2年生は週2時間、各自が設定したテーマについて探究を深化させてきました。発表はポスターセッション形式で行い、研究成果を1枚のポスターにまとめ、決められた時間内(発表3分・質疑応答7分)でプレゼンテーションを行いました。2年1組では「須知高校クッキーのコスト削減に関する研究」、「もったいないが生んだ奇跡のバター」、「発見!!酒粕アイス」、「ヒペリカムの栽培学的研究」といった食品科学科らしい研究テーマが目立ちました。他のクラスでは、京丹波町の活性化に関連した研究や環境・健康・スポーツに関する研究が多いでした。教職員も含めての質疑応答では、活発な意見交流やアドバイスが見受けられました。

IMG_3744.JPGIMG_3750.JPGIMG_3760.JPGIMG_3773.JPGIMG_3774.JPGIMG_3776.JPG

2月21日(金)3限目と4限目に高校生伝統文化事業の一環として、1年生全クラスと2年3組を対象とした「香りの授業」を行いました。我が国の古典文学のなかに登場する平安時代の文化や貴族の生活を理解するためには香道の知識が必要です。当日は京都市内の香老舗松栄堂から専務取締役の畑元章様と2名の社員の方をお招きして、3限目にお香についての講義をしていただき、4限目には実際に生徒各自が自分のお気に入りの「匂い香作り」に取り組みました。生徒の感想には「京丹波町の丹波の地名の由来が匂いと関係があることを知って知見が広がった」、「お香の香料の原料が日本ではとれないことを知って驚いた」など、「香り」の奥深さを再認識した感想が多くありました。

20250221_111349.JPGIMG_3652.JPGIMG_3657.JPGIMG_3674.JPG

20250221_115854.JPG

2月21日(金)食品科学科の授業終了後に今年度最後の販売実習を行いました。今回は本校で製造した、ヨーグルト・ソーセージ・みそ・あんぱんなどを販売しました。寒波が押し寄せる日でしたが、多くの方にご来校いただきありがとうございました。次回は4月18日(金)午後4時からの予定です。

IMG_3681a.JPGIMG_3676.JPGIMG_3678.JPG

「公共」の授業の一環として取り組んでいた第19回「北方領土と私たち」作文コンクールで佳作を受賞した1年生の湊楓華さんの賞状と記念品が送られてきたので、校長室にて伝達しました。湊さんは作文のなかで、国と国との間で意見の対立があることを前提としたうえで、それでも対話を通じて意見や立場を理解し合うことが大切であると述べました。

IMG_3647.JPG