令和7年度京都府聴覚障害者社会教育指導者研修会を開催しました

  • 演題 「はじめよう!防災~知って、備えて、命を守る~」
  • 講師 NPO法人日本防災士会
       生まれつき耳が聞こえない防災士(ろう防災士) 中江 文隆 様

今年度も北部を9月27日(土)、南部を11月9日(日)に2会場で開催し、防災について講演・グループ交流を実施しました。
講演では、防災に関する基礎知識と災害時に命を守るための行動について学びました。

  • 災害時に必要な力は「体力」「精神力」「知識」
    災害時に最も怖いことは無知である。
  • デマに惑わされないように信頼できる情報源から積極的に学んでいくことが大切
  • 普段から家を整理しておくこと
  • 早めに避難行動をすること  など

災害前の備えや災害時に大切なことを様々な例を挙げながらお話いただきました。


後半のグループ交流では、講演を聞いた感想を交流しました。
講演の中で紹介いただいた聴覚障害者であることや手話ができることを示すバンダナやビブスの有無について各地域の現状を交流したり、ない地域では要望を出していくとよいことを確認したりすることができました。

〈参加された方の感想〉

  • 「無知であることが一番恐ろしいことだ」と学び、少しでもサークル員にも今日の内容を伝えたいと思いました。
  • 手話をすることができないものが、今後、災害時、避難指示であったり、お知らせであったり、避難所での困りごとであったり、どのように関わらせていただくのが良いかを考えることができました。
  • 障害があることがすぐにわかるバンダナ等、各市町の交流もできて参考になりました。
    必要性を広めていくことも必要だと感じました。
【南部会場】大山崎町老人福祉センター「長寿苑」
【北部会場】あやべ・日東精工アリーナ
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