子育て家庭を包み込む地域づくりを目指して教育と福祉が連携して開催する本研修会は、今年で7回目を迎え、今回は、家庭教育アドバイザー、家庭児童相談員、主任児童委員、児童福祉司、保健師、行政職員など、様々な立場で保護者や子どもに関わる方々が参加されました。
- 日時:令和5年11月15日(水)午後1時~4時
- 場所:京都府庁3号館 講堂
- 内容:
【講演・ワークショップ】
「ポストコロナの今、必要とされる家庭教育とその支援」
京都大学大学院 教育学研究科 教授 明和 政子 様
講演では、脳科学の視点から、幼少期の環境が生涯に渡って影響を及ぼすことや、ある特定の“誰か”(アタッチメント対象・社会的絆)の存在が大切であることなど、エビデンスをもとにお話しいただきました。哺乳類生物である「ヒト」の育ちを科学的に理解した上で、現場での実践に活かしていくことの重要性を学ぶことができました。
ワークショップでは、講演の内容をもとにグループで交流し、参加者それぞれのお立場から感じられたことや質問等が出されました。