給食食器から 環境を学ぶ(8月31日)

成仁小日誌

 2学期の給食から、食器が変わります。そのため、どの学級でも、新しい食器について学習しています。

 実は、この新しい食器は、間伐材を利用してつくられています。一度人間が手を入れた森は、人間の手が入り続けないと、廃れていきます。木を間引く「間伐」も、手入れの一つなのですが、近年、林業そのものの担い手も減ってきており、手つかずのまま荒れてしまう人工林が増えてきています。それを食い止めるために、間伐材の利用が注目されています。

 子どもたちは、資料映像や、教師の話を通じて、自分たちが間伐材の食器を利用することと、環境とのつながりをじっくり考えていました。

 実際に食器を手に取ってみると、以前の食器よりも軽く、また、少しぬくもりも感じられます。

 「食器を運ぶ時には軽いし、環境にもいいし、いいことばっかり!」と話している児童もいました。

 月曜日の給食のスタートが、いつもよりもさらに、楽しみになりました。

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