今日は、5・6年生が、水難学会の方にお世話になり、水難防止教室を行いました。天気がよければ、着衣水泳など、実技を交えて学習する予定でしたが、今日はお話を聞いたり、実演を見せていただいたりして学習をしました。
水難にあった際、一番大切なのは、「浮いて待つこと」
人間の浮力を考えると、浮いた状態で水上に出せるのは、体の約2パーセント。
仰向けになり、頭を少し上に向けて、鼻のあたりだけが水上に出るようにします。
体の中に空気をためておくことも大切なこと。
助けを呼ぼうと声を出して体の中の空気を出してしまうと、体が沈んでいくことも実演していただきました。
子どもだけで水辺に遊びに行かない。いざという時は浮いて待つ。周りにいる人は、直接助けに入るのではなく、浮きやすいものや、長いつかまれるものを渡すようにする。できるだけ早く、救助のプロに来てもらえるよう、119番・110番に連絡をする・・・
もうすぐ夏休みを迎える子どもたちにとって、とても大切な学習となりました。
水難学会のみなさん、ありがとうございました。