5年生は、今日一日、防災キャンプを行いました。
午前中は、自衛隊の方にお世話になり、災害派遣の実情や、災害時に備えた訓練の様子、実際に使用している装備や、便利な道具などについて学びました。



災害時には、救助する側も、される側も、食料の確保と同時に、体を冷やさないことが大切です。ただし、ガス漏れ等の可能性を考えると、火を使うことができません。そこで活躍するのが、水を入れるだけで熱を発する発熱材。隊員の方の説明に、真剣に耳を傾けます。

お昼には、自衛隊の方に野外炊具(調理ができる車両)で作っていただいたカレーをいただきました。
とてもおいしそうに食べる子どもたちに、「実際に災害にあって、とってもおなかがすいているときにこのカレーを食べたら?」と尋ねると、「きっと、涙が出る。」と答えていました。

市の危機管理室の方にお世話になって、避難所の様子や、災害に備えて市が備蓄しているものなどの話を聞きました。

実際に段ボールベッドも作ってみました。災害時には、椅子になったり、ベッドになったり、防寒や衛生面にも役立つ代物です。


完成したら、実際に寝心地、座り心地を確かめます。思っていたより、気持ちいい!

消防署の方と安全推進委員さんにお世話になって、救急救命法の講習も受けました。
命を守る。命を学ぶ。
学んだこと、感じたことを、次の学習にいかしていきます。