京都の食文化「にしんなす」

今日の給食は、ごはん・牛乳・にしんなす・豚もやし炒め・かきたま汁でした。

海の幸に京都で取れた季節の野菜を組み合わせた京都独特の料理のひとつである「にしんなす」を
いただきました。お互いに引き立てあうものを「出会いもん」といい、季節の食べ物を上手に献立に
取り入れる工夫をした昔の人の知恵が生かされています。甘辛く炊いた「にしん」は京のおばんざいとして一年中食べられているものですが、「なす」の出回る季節にはこの出会いの味を楽しみます。
地元農家さんよりおいしい秋なすを届けていただきました。


給食では、スチームコンベクションを使ってにしんを調理しました。
煮汁を取り出し、大きな釜でなすを炊き上げました。
毎年この時期になると給食に登場する「にしんなす」に高学年の児童たちは
「これこれ!思い出した!」や「もう、にしんなすの季節か~」と食材から季節を感じている様子
でした。

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