2年生被爆体験伝承者講演会

 2年生では次年度の修学旅行を広島方面で計画しています。その事前学習の一環として、本日の午後に被爆体験伝承者による講演会を開催しました。お越しいただいた方のお名前は 清野 久美子 様です。講演の内容はお母さまの体験をもとにしたものであり、画像を使ってわかりやすくお話しいただきました。
 感想文を紹介します。
 今まで何度か広島で被爆した方のお話を聞いたことがあったのですが、最初の地図で見た原爆の被害の大きさが想像の何倍も広く、台風で起こる風の強さの11倍の爆風や人間の中まで溶かしてしまうほどの熱い放射線が、一瞬で人々の命を奪ったという辛い出来事を今日のお話で、しっかりと理解することができました。被爆した方々の痛みは、経験した人しかわからないほどのものだと思いますが、まだ核兵器を持つ国はあるし、原爆が使用されないとも言い切れない中ですが、こんなにも辛い思いをする人がいないように願いたいです。今日のお話をこれからの平和学習で活かしていきたいし、この出来事を「知らない」という世代が出てきてしまわないように、今日の経験を大切にして受け継いでいきたいです。

 今回の講演は被爆者の体験や平和への思いを次世代に語り継ぐため、「被爆体験伝承者」が被爆者から直接受け継いだ被爆体験や平和への思い、被爆の実相(戦時下の人々の暮らし、原爆被害の概要、原爆の人体への影響等)や伝承者としての平和への思いをお話されました。(国立広島原爆死没者追悼平和祈念館HPより)

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