9月17日~18日、4年生の宿泊体験学習を実施しました。宿泊体験学習の1週間前、「あと1週間や!」と笑顔で話しかけてくれた4年生がいました。また「少しずつ準備しているよ」と話してくれる子もおり、この日を心待ちにしていることが伝わってきました。
連日雨が続きましたが、この2日間は天候に恵まれ、様々な活動や体験を通して京丹波町の魅力に触れることができました。当日は宿泊施設の電気設備の不具合により、急遽、グリーンランドみずほの入浴施設を利用することになるなど、一部行程を変更しましたが、子どもたちは状況の変化にも柔軟に対応し、仲間と協力しながら2日間を 過ごすことができました。この2日間、バスを降りる時には「ありがとうございました」と伝える姿や、次に使う人のために風呂桶を整頓する姿など、相手を思う行動が自然とできており、子どもたちの成長を感じました。急な変更にもご対応いただくなど、宿泊体験学習を支えてくださった保護者の皆様をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
そして9月25日は瑞穂中学校の体育祭にお邪魔させていただきました。中学生が胸を張り、自信をもって入場する姿が印象的でした。中学生の姿から感じたのは、型をそろえることだけでなく「心をそろえる」ことの大切さです。本校では、日頃から学習の準備物やトイレのスリッパなど「そろえること」を意識しています。中学生の姿に、今の小学生の近い未来を思い描きながら、「子どもの育ち」について考える時間となりました。
子どもたちは集団の中で協力したり、仲間とともに過ごしたりする中で、多くのことを学び育っています。その学びは、楽しいことやうれしいことばかりではありません。自分の思いがうまく伝わらなくて悔しい思いをしたり、時には ぶつかり合ったり譲り合ったりしながら、折り合いを付ける力も身に付けていきます。
先日のPTA子育てサロンでは、
「親の願望と子どもの願望は違う」 「子どもと親は別人格」「育ちを待ち『好き』を応援する」
という言葉が出てきました。私が最近読んだ本にも、子どもは小学校に入学する頃までに少しずつ自立し、自分と親とは別の人格であることに気付いていくと書かれていました。そして、その過程では、子どもの自立と自律を促しながら見守ることが大切であるとも述べられていました。
大人はつい、子どもが自分の思いを言葉にする前に、「きっとこう思っている」と先回りして代弁したり、「○○はできるはず(できないはず)」などと判断したりしてしまうことがあります。しかし、子ども自身が葛藤しながら考えたり、少し勇気を出して挑戦しようとしたりする姿を見守ることや、子どもに選択させること、思いを表現できるようにすることなどが大切です。子どもを信じ、成長しようとする力を支えていきたいものです。
今月はいよいよ運動会です。どの学年も練習に一生懸命取り組んでいます。仲間を思いやる姿や、自分たちで 考え協力する力は、運動会の取組の中でも発揮されることでしょう。一人一人の頑張りと成長した姿をぜひご覧いただき、温かい御声援をお願いいたします。