5年三和創造学習「稲刈り体験」

 10月15日(木)に、5年生が三和創造学習の一環で、大原おおばら神社のふもとの神田しんでんで稲刈り体験をさせていただきました。

 それに先駆けて、一行は、リバース647かわい承学校(旧・川合小学校)、大原神社絵馬殿へ行きました。現地には、吉田地域講師がお待ちでした。

 かわい承学校では、これまで学んだ稲作の工夫や苦労について写真や道具からおさらいするとともに、稲刈りを終えた後の今後の計画について知らせていただきました。脱穀、選別、しめ縄作りと作業が続き、最後に餅つきを行います。この日は、足踏み脱穀機を実際に動かしてくださいました。足踏みペダルによって、モーターもなしに勢いよく回る金属製のドラムを見て、子どもたちは、関心を高めていました。

 水路を作るための土搗どつき、砂利駕籠じゃりかご、水車すいしゃなどの道具も見せていただきました。三和地域は、集落、田んぼに対して川が低い所を流れています。ですから、田んぼには山水を使っていましたが、それだけでは必要量をまかなえません。そこで、人々は、協力し合って井堰や水路を建設し、溜池を掘りました。水車によって低い川面かわもから水路へ水を汲み上げたのです。

 5年生は、7月に稲作のための水路を散策しました。その折に、講師の河野様から、水の確保がいかに重要で、いかに大変だったかを教えていただきました。その詳細につきましては、「「炎天も かすかな風に 子等の笑み」 5年三和創造学習「大岼水路散策」 | 福知山市立三和小学校・三和中学校(三和学園)」の記事をご参照ください。

 次に、大原神社絵馬殿へ行きました。ここには、慶応4(1868)年に描かれた「四季耕作図」があります。縦160cm・横280cmの大絵馬で、近畿地方最大の耕作図です。籾を育て、田植えを行い、田楽でんがくを舞って豊穣を願い、草取りをして、稲刈りをして、稲架掛はさがけして、脱穀して…という1年間の米作りの様子が1枚絵で分かるように描かれています。

 子どもたちは、それぞれの作業が絵馬のどの部分に描かれているかを探しながら、自分たちが行った作業との違いを比較することができました。

 吉田先生にみんなでお礼を述べて、5年一行は、大原神社ふもとの神田へ移動しました。産屋うぶやの前で、川合地区の大槻様と土井様が待っていてくださり、みんなであいさつをしました。そして、田んぼへ移動すると、子どもたちが植えた苗は、もうすっかり黄色く色付き、頭を垂れていました。「こんなに大きく、たくさん実ったんだ!」と驚く子どもたちの姿が見られました。

 大槻様から、「この田んぼから採れるのは、新羽二重しんはぶたえという餅米です。餅にすると、きめ細かくよく伸びるのが特徴で、和菓子に用いられます。鍾乳洞のある京丹波町の高屋川、そして、川合川の冷たい水で甘い米ができるのです。」と説明してくださいました。

 稲刈りのお手本を見せていただきました。鋸鎌のこぎりがまで小指を切らないように気を付けながら、稲を束ねて、鎌を手前に引くように一気に刈るのだということでした。刈った稲は、束ねて藁紐わらひもでくくることも教わりました。

 いよいよ子どもたちが、鎌を手に、田んぼへ足を踏み入れました。みんなとても張り切っていたのと、地域の皆様のサポートにより、どんどん刈り取られていきました。刈り取った稲は、藁紐でまとめていきました。

 予定の時刻を待たずして、全ての稲が刈り取られ、藁紐で括られたのですが、ここで問題発生。藁紐の括りの甘いものがあったので、全てを点検して、緩い場合は、括り直していきました。

 しっかり括れた稲の束から、順に荒縄でまとめ、協力しながらトラックの荷台へ運びました。

 下に、稲を刈り取る前と刈り取った後の「ビフォア → アフター」の写真を掲載します。

 稲刈りを終えるに当たって、お世話になった川合地区の方に「ありがとうございました。」とお礼を言いました。貴重な機会を与えていただき、本当にありがとうございました。

 学習は、まだ終わりません。三和学園まで運んだ稲束は、荒縄をほどいて物干し竿に掛けていきました。この時、稲穂を下に向けるのですが、こうすることで、養分が稲穂に行き渡るのです。このまま約2週間乾燥させ、脱穀します。

 お世話になった皆様、皆様から受け取ったお米は、私たちが責任をもってお餅にします。その時は、またご招待しますので、是非ご出席ください!

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