本日の1~4校時、文化庁の事業で、東京演劇集団「風」のみなさまに来ていただき、
「星の王子さま」の演劇公演がおこなわれました。
鑑賞をするのはわかば学級のみんなと、3年生・6年生です。
昨年度も来ていただき「ヘレン・ケラー」の公演を鑑賞しました。
東京演劇集団「風」の演劇の一番の特徴は、「バリアフリー演劇」です。
2019年から、視覚・聴覚者の当事者の方々と研究会を重ね、「バリアフリー演劇」として全国をまわっておられます。
舞台手話・字幕・音声ガイドといった情報保障に加え、
あらゆる人が舞台に触れ、劇空間をイメージできるバックステージツアーや舞台説明、
出演者の自己紹介、俳優・スタッフとの交流を大切にされています。
実際、公演についてもただお客さんとして鑑賞するだけではなく、それぞれの学年に応じた歌やセリフが用意されており、(事前練習もしました)
子どもたちと劇団さんが一緒になってステージを創り上げ、誰しもが一緒になって舞台を楽しめる、
参加型の公演となっています。
ゆえにストーリーが非常にわかりやすく、小学生には作品の世界にどっぷり浸かって、
体感できる演劇でしたので、長時間でしたが、飽きることなく終始楽しんで観ているいる様子でした。
見どころは、地理学者の役として校長先生が、
飲みすけの役として、6年担任の東先生が登場したことでした。
子どもたちは大喜び、大盛り上がり!
6年生だけが歌う曲や、子どもたちみんなで合唱する曲、声をそろえてセリフを言ったりと
みんなで創り上げた「星の王子さま」は、大盛況で幕を閉じました。
いつも見慣れた体育館が、不思議な異空間となって、
子どもたちの思い出にも深く刻まれたことと思います!!