暑い暑い2学期始業式から、約4ヶ月が経ちました。
本日は2学期の終業式がおこなわれました。
保護者のみなさまが日々忙しくされている中、子どもたちは美濃山小学校で、この4ヶ月の間に、大人の生活では考えられないほどの様々な行事、学習、濃密な時間を過ごしてきました。
9~10月は体育参観の練習。学年の表現運動では、少し上の目標を設定し、その目標をクリアするため一生懸命練習しました。
体育参観本番では、どの学年も素晴らしい活躍を見ることができました。
その間も毎日、毎時間、新しい学習内容を学び、
毎日新しい発見をして、どんどん吸収してきました。
11月からは、各学年様々な学習の取り組みがおこなわれました。
1年生は6年生とのピアサポート、
2年生は1年生を招待するおもちゃ祭り、
3年生は八幡ものしり博士、
4年生は演劇教室、つるし柿づくり、
5年生は、林間学習に自転車教室、ポスターセッション、福祉体験、
6年生は、パネルディスカッションにピアサポート、自転車教室など
1人1人が自分の役割を果たすために、覚えたり、練習したり、
学年で一つのものを創り上げようと、みんなが心を一つにしてきました。
1人で教科書を読んで学ぶだけでは得ることのできない、
仲間との友情、団結、努力、達成感、充実感、自己有用感…
小学校生活では一つ一つの学習、行事にねらいがあり、
そのねらいを達成していくことで、目指す姿に近づいていきます。
短いスパンで評価をフィードバックしていくことで、
自分がどんどん成長していることを実感し、自己肯定感を高めていきます。
つまり、4ヶ月という期間の中にある行事・学習というきっかけを通じ、
濃密で充実したサイクルの中で子ども達は飛躍的に成長していくのです。
ただ、家にいる我が子には感じにくいことかもしれません。
「靴を揃えなさい」
「脱いだものは洗濯機に入れて」
「宿題はしたの?」
「ゲームは時間を決めてやりなさい」
きっとたくさん言わないといけないことがあって、
その姿からは、我が子の学校での活躍は、なかなか想像できないかもしれません。
しかし、ひとたび学習や行事の中に入ると、
どんな子たちでも、その子なりの目標に向かって、
一生懸命努力しています。
2学期の間に、そのような頑張っている姿、成長した姿をたくさん見ることができました。
季節はすっかり冬になり、
明日からは、ほっと一息冬休み。
3学期はいよいよまとめの3ヶ月です。
学年が上がるにつれ、学習内容も難しくなってきますので、
既習内容についてはしっかりと復習をして、
短期記憶を長期記憶に変え、
その学んだ内容・知識を自分のものにして、
どんどんアウトプットできるように「使える知識」にしていってくださいね!
6年生は卒業が近づいてきました。
残り3ヶ月、小学校生活6年間のまとめとなります。
学習面はもちろんですが、
人間として一番大切な「心」を成長させることも、
とても大切になります。
卒業式は、単に義務教育6年から7年目への区切りだけでなく、
これまで自分を支えてくれた人への感謝と、
他人に対する思いやり、
善悪の判断、
人に優しく、自分に厳しく
しっかりと心を整えていく、ブラボーな3ヶ月にしていってくださいね!
それでは1月10日にみんなの笑顔が見られるのを楽しみにしています。
安全に楽しい冬休みをお過ごしください。
数々の場面で美濃山小学校を支えて下さった、
保護者の皆様、PTA役員の皆様、地域・関係者の皆様、
本当にありがとうございました。
令和5年も、どうぞ美濃山小学校をよろしくお願いいたします。
よいお年をお過ごしください!