「第20回八幡市子ども会議 市長提言」

八幡市では、八幡市の未来を担う子どもたちが、あらゆる人に対する思いやりや、

いたわりの心、生きることの尊さについて考え、

すべての人々が生涯を通じて等しく、充実した生活ができる社会を目指して、自分の意見を表明し、

子どもの立場から議論・提言することを目的として、「子ども会議」がおこなわれています。

市内小学校6年生から各校代表2名が参加しています。

本日は、6月から7回の会議を経て、グループごとに考えた八幡市の取組について、

市長にプレゼンします。

本校からは6年生の藤尾さんと、倉迫さんが参加しています。

藤尾さんが所属するA班は、

八幡の竹を残し続けるために、「やわたけフェスティバル」を提案しました。

放置竹林問題を背景に、

①竹の消費機会を増やすこと

②八幡市の質の良い竹について魅力、興味を持ってもらうこと

が大切だと考え、「やわたけフェスティバル」を考えました。

具体的には竹を使った流しそうめん、工作体験、ランタンの展示を挙げ、

竹で作ったおもちゃを使ってプレゼンをしていました。

また、倉迫さんが所属するC班は、

公園の規制が厳しくなっていることや、子どもの外遊びの機会減少を背景として、

公園でのらくがきイベント、

「公園カラフル計画!〜永遠の遊び場づくり〜」を提案しました。

市役所の管理交通課や道路河川課、また市内の公園をフィールドワークし、

公園の利用者が少なく、雑草が多い茂っていて管理が行き届いていない現状がわかりました。

そこで、公園設備管理費の予算を増やしてもらうべく利用者数の増加を期待して、

「公園カラフル計画」を考えました。

洗えば消えるチョークを使って、市民の手で公園をカラフルにしていくことで、

公園の利用者を増やしたいねらいがあります。

それのみをイベントとして開催するのではなく、

市のさまざまなイベント時におこなうサブイベントとして開催し、SNSで発信することで

市民全体に関心を持ってもらうそうです。

あらかじめ撮影・編集した動画を使ってプレゼンしました。

このように、子どもたち自身で自分たちが住む八幡市の現状に目を向け、

問題についてその背景や原因を考え、

どうすればより住みやすい街になるか、

どうすれば課題が解決できるかを考えていきます。

子どもたちだけでは難しいところは、立命館大学の学生の皆さんがサポートしてくれます。

立命館大学の学生さんの中には、自身もこの子ども会議に参加していた方もおられるとのこと。

6年生のみんなも大学生のお兄さん、お姉さんとの活動をとても楽しみにしていました。

どのグループも具体的で現実的な面もしっかりと考え、

単なるアイデアに終わらない企画をいろいろと考えて提言していました。

5年生から下の学年の皆さんも、6年生になったらぜひ参加に立候補してみてください。

学校だけでは学べないことや人との繋がりが、

とても大きな良い経験になると思います。

藤尾さん、倉迫さん、お疲れ様でした!

次回の2月のまとめの会議が最後になります。

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