5年生は国語科で「やなせたかし〜アンパンマンの勇気〜」という読み物を学習しました。
やなせたかしの生い立ちや、アンパンマンを書くことになった経緯などが書かれた、
いわゆる「伝記」です。
5年生は、「仮想対談をしよう」という単元を設定しました。
一人一人が偉人になりきって、偉人同士で対談をするというものです。
なりきって対談をするためには、その偉人についてよく知っていなければいけません。
一人ずつ、自分の選んだ「偉人の伝記」を読んで、
調べることしました。
対談の内容は、自己紹介、考え方、生き方、子どもの頃のこと、業績や功績など、
です。
また、話を聞いている側も、
「なるほど」
「そうなんですか。」
「すごい、初めて知りました。」
といったように、相手の話に共感するような話し方の工夫も学びます。
単元のねらいとしては、
伝記に書かれている偉人の言動や生き方、考え方を正確に読み取ることはもちろん、
それを自分ごととして、今を生きる自分の生き方や考え方を重ね合わせ、
自分を見つめ直すこともあります。
学習過程で、一人ではどうやったらいいかわからないこともあると思います。
学習グループで互いの学習を見合って
お互いにアドバイスして、学びを深めていきます。
対談に向けて、小物を用意する人もいたり、みんなノリノリで進めているとのことです。
アウトプットする場を設けることで、
学習内容が必然性を持ってインプットされていくんですね!
こういった単元の流れがいわゆる「アクティブラーニング」と呼ばれるもので、
現在の教科学習ではごくスタンダードな学習方法となっています。
みんなが生き生きと授業に取り組んでいるのが、表情から分かりますね!
対談で、偉人になりきっている姿を見せてくれるのが楽しみです!