美濃山小学校では開校以来、「あたたかい人間関係づくり」の一環として、
「なかまGTS」の取組をおこなっています。
「なかまGTS」とは、自分の気持ちや意見を伸び伸びと伝え合えるように
「なかまグループ」「なかまトレーニング」「ピアサポート」の3本の柱で、
年間を通しておこなう特別活動です。
「なかまグループ」は異年齢集団活動で、クラス内で3つの赤青黄のグループに分かれます。
(1年生のみクラス単位)
6年生がリーダーとなって、たてわりグループで年間を通して楽しい遊びやイベントを行います。
「なかまトレーニング」は、クラスの班ごとに「グループワークトレーニング」をおこない、
まわりの人とのかかわり方や、自分の意見の出し方など、
ソーシャルスキルやコミュニケーションスキルを身に付けます。
「ピアサポート」は、6年と1年の交流です。
6年生のリーダー性や責任感とともに自己有用感・主体性を高めること、
そして1年生の美濃山小への帰属感を高めることを目的としておこなっています。
1・6年がペアになって、季節の行事や、交流遊び、
運動会などの取組をいっしょにおこないます。
昨日はその「ピアサポート」のペアの顔合わせでした。
6年生が1年生に喜んでもらうために、
「絵本」、「自己紹介カード」、「くるくるシャトルの手作りおもちゃ」を用意しました。
もともと1年生は6年生のお兄ちゃん、お姉ちゃんが大好きですが、
一緒に遊ぶ時間を過ごせたことがよほどうれしかったのでしょう。
ピアサポートの時間も、終わってからも、とてもうれしそうな、満足げな表情をしていまいた。
これから1年間、6年生の卒業まで、さまざまなイベントを通じて交流を深めていきます。
また、1・6年だけではなく、2・5年、3・4年もペアになって、交流をおこなっていきます。
コロナ禍で距離が空いていた、
他者との関わりや、学年同士の関わりの距離を縮め、
あたたかい人間関係を基盤とした、主体性と表現力の育成を目指していきます。
R5は、みんなが笑顔で、ワクワクするような学校生活を送れるように
子どもたち自身が創っていける、いろいろなしかけづくりを考えています!