6月15日(月)、京都府立大学環境科学部森林科学科主任 美濃羽靖教授、系属連携担当 神代圭輔准教授、中田康隆准教授から生徒たちに向けてトークセッションや講義をしていただきました。
オープニングトーク~第1学年普通科・京都フォレスト科対象~
トークテーマI 「大学訪問で疑問に思ったこと」
まず初めに大学訪問の疑問点を先生方に質問しました。合計8人の生徒が「身近な山が崩れる可能性について、自分で見て気づく方法はあるか」や「セルロースとはどのようなものか」といった質問をしました。中でも「これだけ豊かな森林資源がある日本なのに森林科学を学べる場所が少ないのはなぜか」という質問に対して、先生方から「森林資源を無料で当たり前に使えるものという日本人の根本的な感覚があるのではないか」、「林業を勉強しても儲からないというイメージがあるのでは」という回答に生徒も納得した様子でした。豊かな自然に囲まれて学ぶ生徒たちが大学訪問や日常生活での気づきをもとに真剣に質問している姿が印象的でした。



トークテーマII 「どのような系属高校生が求められているか」
続いて「どのような系属高校生が府立大学から求められるのか」というテーマで生徒が意見を発表しました。生徒からは「状況に左右されず、主体的に意思決定できる」、「知的好奇心を持っている」などの意見が出ました。大学の先生方もそれらは大切な視点だと応じられる一方で、疑問に感じたことを探究するためには高校での基礎学力をしっかりつけたり、やりたいことをやりきる力も大切だとアドバイスを頂きました。


特別講義
オープニングトーク後、2会場に分かれて特別講義を受講しました。神代准教授からは『木材を科学するおもしろさ~樹と木の視点から未来社会まで~』、中田准教授からは『空から評価する森林環境~ドローンとレーザー測量を中心としたリモートセンシング』という講義を受講しました。今後、この講義を基にレポート課題が出されており、生徒たちは1週間後の提出期限に向けてまとめに取り組みます。


「課題研究」授業参観及びアドバイス~第3学年京都フォレスト科対象~
午後は、第3学年の「課題研究」の授業を参観していただき、改善のためのアドバイスを頂きました。悠久班、木工班、測量班の取組の参観後、1年間の取組に関して、専門的な立場からアドバイスを頂きました。今後は、アドバイスを基に授業計画を修正し、10月には再び経過を参観していただきます。
1月にはこの3班が研究成果をまとめて発表していきます。



*京都府立大学と北桑田高校の系属高校化について
系属高校は高校・大学間の高度な連携による質の高い学びを実現し、知識と実践力の経験値を高め、教育内容の魅力向上を図ることで、京都府の農林業及び関連産業の振興に資する人材を育成することを目的としています。
