1月9日 第3学期始業式より

全校の皆さん、おはようございます。令和6年、2024年が始まりました。皆さんはお正月どのように過ごしていましたか?お正月は、新しい年を迎え、新たな気持ちでこの1年を楽しく元気に過ごせますように、と初詣に出かけたり、家族で新年を祝ったりする楽しいひとときですが、今年はお祝いムードにはなれない人もいたことと思います。

皆さんも知っていると思いますが、今年のお正月は、1月1日の午後4時10分頃に、北陸地方の石川県能登半島沖を震源とした最大震度7という大きな地震が起きました。城陽市でも震度3でした。この地震で、家が倒れたり、ものが落ちてきたり、地震の後に津波や大きな火事が起きたりして、尊い命を落とされた方がおられます。大きなけがをされた方もいます。今も潰れた建物の下敷きになって助けを求めている方もおられるかもしれません。避難所で過ごしている方もたくさんおられます。水や食べ物がなく、寒い思いをしながら救助を待っている方もおられます。1日も早くもとの生活に戻れることを願うばかりです。でも、深谷小学校の皆さんが、今日、元気に登校できたことは、校長先生にとっては1番嬉しいことです。

さて、2学期の終業式に、校長先生がお話したことを覚えていますか?「ふかたにっこ」のなかの「た」=「大切」について話をしました。冬休みの間、遊び方が危険ではないか、ルールをきちんと守っているか、その行動が誰かの迷惑になっていないか、自分の行動が誰かを悲しませることにならないか、など色々なことを考えて行動できましたか?このあと、冬休みのことを思い出して、何か伝えたいことがあったら、担任の先生にしっかりお話してくださいね。

次に、3学期のめあてについてお話しします。「ふかたにっこ」の「に」は? そう、「日進月歩」でしたね。「日進月歩」とは、「日ごと月ごとに絶えず進歩すること」を意味します。3学期は何日間あるでしょう?答えは、学年によって少し違いますが、50日ほどです。3学期の間に、なにか1日に1つ頑張ることを決めて、毎日努力することで、今日より50日分、自分の中で進歩することができます。それが、縄跳びでもいいと思います。漢字1つ覚えることでもいいですね。1日に昨日より1回でも多く跳べるように、1日1つ漢字を覚えるように頑張って積み重ねれば、きっとすごい力になっていると思います。自分なら、何ができそうかな?校長先生も、この後、何ができるか、考えてみますね。皆さんも、1日1日を大切に、ちょっとずつでもいいので、自分で目標を決めて、頑張って取り組んでほしいと思います。

最後に、6年生。6年生にとっては、この3学期は小学校生活の総まとめの時間です。6年前のあんなに小さくて、たどたどしく平仮名を書く練習をしていた自分が、難しい漢字も書くことができ、複雑な算数の問題も解くことができ、下級生のお手本となって活動することができるようになっています。卒業式の日に、晴れ晴れとした顔で巣立っていく6年生の立派な姿を楽しみにしながら、先生達も頑張るので、6年生の皆さんも最後まで精一杯頑張ってください。応援しています。これで、校長先生からのお話を終わります。

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