今年の春は例年よりも早く、校庭の若々しい葉桜や樹木の青々とした新芽が、子どもたちの登校を今か今かと待ち望んでいたように感じます。校舎には、子どもたちの素敵な笑顔や元気な歓声がいっぱいです。
令和5年度は、新入生39名を迎え、全校児童277名、16学級で学校生活がスタートします。今年度は開校49年目を迎える深谷小学校。節目の年を目前に、前任の吉川雅智校長先生から引き継ぎ、全ての子どもたちにとって居心地の良い場所であり、みんなで学び、互いに助け合い認め合い、元気な笑顔があふれる学校を目指して教職員一同、力を合わせて取り組んでいきたいと考えていますので、変わらぬご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
本校では、学校教育目標を
『ふるさとを愛し、学び続ける心豊かな児童の育成』とし、
めざす児童像を
『○よく考え進んで学ぶ子(知)○素直で人を思いやる子(徳)○生き生きとたくましく生きる子(体)○互いに助け合い認め合う子(共生)』と設定しています。
また、私からは、子どもたちに「ふかたにっ子」の4つのキーワードを示します。「ふ」ふかふか言葉 「か」感謝 「た」大切 「に」日進月歩
それぞれのキーワードの示す意味を考え、子どもたちと共にキーワードを進化(深化) させていくことは、私の今年1年間の子どもたちへの期待でもあり楽しみでもあります。
これからも、一人一人を大切にし、誰一人取り残さず、全ての子どもたちの可能性を引き出すことができるよう、学力の向上、基礎・基本の定着を図る取組をなお一層充実させるとともに、「主体的、対話的で、深い学び」につながるよう教職員の授業改善を始めとした指導力スキルの向上も目指し取り組んでまいります。
5月8日から新型コロナウイルス感染症の扱いも季節性インフルエンザと同じ「5類」になりますが、教室の換気や飲食時の手指消毒の遂行等、適切な感染対策に取り組み、子どもたちにとって安全で安心な学校生活を送ることができるよう努力してまいります。
今後とも、保護者の皆様をはじめ、地域の皆様のご理解と温かいご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和5年4月6日 深谷小学校 校長 辻 典子