「学校DX研修」が始動!!

 5月17日、令和5年度「学校DX研修」がスタートしました。
 学校DX研修では、一人一台端末の整備・活用が進む中、教員のICT活用指導力の向上を図るとともに、「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に実現し、「主体的・対話的で深い学び」を可能にする効果的なICTの活用を推進することを目指しています。

 府立学校向け研修では、全ての教員がニーズやレベルに応じて必要講座数を受講する「悉皆型研修」として、集合・オンライン・オンデマンド形式でのべ「162講座」を実施、市町(組合)立学校では、オンデマンド配信も含めて、のべ「89講座」を実施します。
 AIやIoTなどの急速な技術の進展に対応するため、10社以上の企業と連携し、メタバースなどの最新トレンドから授業で活用するアプリ、動画教材の作成、情報セキュリティなど、幅広く学べる内容となっています。

授業基礎(iPadのカスタマイズ)

 最初の講座は、【初級・中級】コースを対象とした「 iPadのカスタマイズ 」をオンラインにて実施しました。一般社団法人SOZO.Perspective代表理事 海老沢 穣 様と聖徳学園高等学校プログラムコーディネーターで、一般社団法人 Yohaku Education 代表の 品田 健 様を講師にお招きし、iPadの便利な設定について学びました。

 研修では、読み上げ機能等のアクセシビリティや画面収録等のコントロールセンターについて、設定と端末操作を学びました。「アクセシビリティ」をはじめとする「設定」は、全ての人が使って便利な機能であり、一人一人に合わせた多様な設定により、より端末を使いやすくなることを学びました。

児童生徒の読み書きの実態に合わせて、iPadを設定して便利な機能を使えるようにしていきたい。

Assistive Touchは、操作に両手が必要なものなどをタップだけでできるようになるので障がいの有無に関わらず、明日から使えるものだと感じた。