

8月31日、【中上級】授業活用(ICT×単元内自由進度学習)講座をオンラインで実施しました。講師には、武庫川女子大学 教授 藤本勇二 様をお迎えし、ICTを効果的に活用した個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実、自立した学習者の育成を目指す単元内自由進度学習についてご講義いただきました。
まず、「子どもを主語にした単元内自由進度学習の考え方」において、子ども一人一人の主体的な学びを大切にする単元内自由進度学習の理論や価値観、基本的な考え方についてご説明いただきました。
続いて、「単元内自由進度学習を支える学習環境とICT活用」では、児童生徒が自ら学びを進めるための学習環境づくりや、学習の質を高めるためのICTの効果的な活用方法について、受講者からの質問をもとに具体的な実践事例を交えながらご紹介いただきました。
受講者は、単元内自由進度学習の意義や実践のポイントについて理解を深めるとともに、これからどのような教科で単元内自由進度学習を実践するとよいか、子どもたちの力を伸ばす視点やICTを活用した授業改善について考える貴重な機会となりました。
●受講者の声

子どもを信じ委ねられるようになるには、教員側の教材研究と構想、そして環境づくりが欠かせないと分かりました。自分一人での実践ではなく、校内での実践を呼びかけ準備、実践を行っていきたいので、まずは、日々の授業の中で、子どもに委ねられる場面を増やしていきたいと感じました。自分たちで学ぶ姿勢を育成を少しずつ増やしていくことで、自分で学習する基盤をつくり、単元内自由進度学習に取り組んだ際の効果が上げていきたいです。子ども達が学習に前のめりになる瞬間をつくりたいと改めて思いました。

「観」 教師の価値観をずらす 自立した学び手を育てることを目的に、一つの手段として単元内自由進度学習を取り入れたいと思う。子どもたちが自ら問いてみたい、解決してみたいと思えるような学習環境を整えることが大事だと感じた。また、一斉指導の改善も図れる。教材教具を通して子どもたちをともに学びを共有し、ファシリテートして子どもたちの学びを支えたいと思った。失敗を恐れず、勇気を持って子どもたちに委ねたいと思った。

本校では2、3学期、単元内自由進度学習に取り組みます。どの先生も不安や心配はありますが、まずはできそうなところから少しずつ挑戦していけるように、同僚の先生方に今回学んだことを共有したいと思います。例えば、「低位の児童を思い浮かべて時間設定、カリキュラム・マネジメントを行うこと」や、「途中でチェックポイントをつくり、学び方はどうだったか振り返られるようにすること」など。自由進度学習をやると決まったときから、職員室での先生方の会話の内容が前向きになってきた感じがします。続けて頑張っていきます。