冬休み、本校図書館の学習支援に端を発する職員によるボランティア活動「ウィキペディアタウン」の丹後地域を中心とした取組についての書籍『ウィキペディアでまちおこし みんなでつくろう地域の百科事典』が、紀伊國屋書店から刊行されました。ウィキペディアタウンは、2013年に横浜市で開催されて以来、日本全国に普及した官民協働型市民ワークショップの代表例ですが、その詳細を解説した専門書は国内初と(世界初とも?!)言われています。
本書では、丹後地方の様々な歴史や文化とその継承に人生をかける人々とともに、2019年には本校の前身・久美浜高校の生徒や教職員が、2020年・2021年にも丹後緑風高校の両学舎の生徒が参加している企画についても詳しく紹介しました。
今年度には、京都市内の府立清明高校も授業に導入しているウィキペディアタウン。高校生の学びと地域振興、自治体や地域の図書館や博物館との連携について、足し算ではなく累乗の効果をもたらす学びのコミュイニティづくりを、生徒のみなさん自身でも考えるきっかけにしてください。
本書はこれまでに、以下の様々なメディアで紹介されています。学校図書館にももちろんありますが、お近くの公共図書館、あるいは書店等にても、手に取ってみてください。
〈出版記念イベントの一覧〉
- 12月21日(木)Local Knowledge「本の場」刊行直前ウェビナー
- 3月30日(土)だいかい文庫 著者来館「ウィキペディアでまちおこしー みんなでつくろう地域の百科事典」出版記念イベント@豊岡(オンライン参加チケットあり)
〈おもな掲載メディアの一覧〉
- 1月10日以降 ウィキメディア財団ブログDiff(日本語版)(英語版)(ドイツ語版)
- 1月20日(土)日本経済新聞の書評「あとがきのあと」
- 1月21日(日)NHKラジオ第1「ラジオ深夜便」書店主・書評家 辻山良雄さんのコーナー「本の国から」(聞き逃し配信1月28日迄)
- 1月23日(火)京都新聞の地域・北部欄
- 1月24日(水)朝日新聞
- 1月27日(土)図書新聞(第3625号 2024年02月03日 (土曜日))書評家:影山裕樹氏 - 業界紙
- 1月29日(月)京都新聞【やさしいニュース】
- 2月1日(木)広報ひの №763「みんなのとしょかん」 - 滋賀県蒲生郡日野町の広報誌
- 2月2日(金)京丹後市観光公社「ありのままの丹後 by 京都新聞」
- 2月4日(日)北海道新聞 書評〈訪問〉 - 北海道の地方紙
- 2月15日(木)新文化「注目!この本」 - 業界紙
- 2月26日(月)毎日新聞「読書之森」京都
- 3月9日(土)~ 共同通信 配信- 書評(南陀楼綾繁氏)により全国の地方新聞など、数十紙で紹介(京都新聞は3月16日掲載)
- 3月下旬刊行 紀伊國屋書店季刊誌『scripta』spring 2024 - 書評(岡本真氏)
- 4月1日刊行 『週刊東洋経済』2024年4月6日号 - 書評(牟田都子氏)
- 4月13日 「先生のための授業に役立つ学校図書館データベース」>学校図書館の日常>広報(お薦め本)
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【書誌情報】
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