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 11月1日「古典の日」から、なにかと伝統文化を意識することの多い年末年始にかけて、学校図書館では和文化に親しむ様々な体験コーナーを設置し、関連本を紹介しています。毎年多くの生徒が何度も挑戦する、久美高図書館で一番人気の和文化特集は、今年も初日から大賑わいとなっていました。


(本物のハマグリの貝を使った「貝合わせ」。一説に拠れば、平安時代には天文学の一種で、1年の日数分の貝を用いたそうです。)


(香道の一種で、5つの香りの異同を当てる「源氏香」は、全部で52通りの回答があり非常に難しいにもかかわらず、最も人気があり、連日挑戦する生徒もいます。)


(大正琴の演奏法は、説明書を読んだり、生徒が自分で調べたりして挑戦。ときには「ねこふんじゃった」などを演奏する芸達者な生徒も。)


(五目並べは、男子生徒に大人気です。)

 体験コーナーは2学期いっぱい、関連本はこまめに変えながら、年明け3学期まで展開します。

 4月23日は、「子ども読書の日」。世界的には、「世界本の日」「サン・ジョルディの日」等、本にまつわる様々な取組が行われる日として定着しています。この4月23日からの5月12日までの3週間を、日本では「子ども読書週間」と定め、書店や図書館などを中心に様々な読書推進企画が開催されます。
 学校図書館では、この期間の休み時間を使って、今年度導入したiPadの学習アプリ「ピッケのつくるえほん」の体験講習を実施します。このアプリは、すでに登録されているイラストや図形の組み合わせやサイズ変更で、だれでもかんたんに絵本を創作することのできるアプリで、慣れるとほんの数十分で1冊の絵本を描き上げることもできる優れもの。完成すると、製本して実際の絵本になるよう印刷したり、音声を吹き込んでデジタル絵本にしたりすることもできます。
 普段、みなさんは、本やドラマや映画など、様々な物語に日々楽しみを見出していることでしょう。それらすべてに"作家"がいます。この機会に、あなたも物語を作る側のおもしろさを味わってみましょう。

(*絵本制作アプリは学校図書館のiPadで引き続き御利用いただけます。興味がある人は、気軽にチャレンジしてみましょう!)