校章とその意味

校章とその意味

 昭和23年10月に、三校が統合し、新制綾部高等学校として発足し、校章制定の案が持ちあがった。 教職員、生徒より図案募集が行われ、50数点の応募があったが、選考委員によってIO点ほどが選び出された。 それらの中から昭和23年11月24日の全校教職員生徒の投票によって決定された。 農業科教員梅野五郎太先生の創作されたものを美術担当大筆兵一郎先生が手を加え校章図案として完成されたのである。
 古代より養蚕業の栄えた地であり、明治以後養蚕製糸をもって、全国的に蚕都綾部の名は知られた。 それを代表するものが桑の葉で、三枚は三校統合をしめすものである。 「蚕が桑を食べて脱皮しながら成長していくように、生徒話君も綾高で、よく学び、豊かな社会人に成長していくことを願って考えた」 というのが作者の言である。(「綾高創立百周年記念誌」より)

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京都府立綾部高等学校由良川キャンパス定時制
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