9月1日は防災の日です。給食では毎年防災の日に合わせ、災害時の食事を体験する「防災給食」を実施しています。
今年のテーマは「非常食を体験しよう!」です。献立は非常食の救給カレー、牛乳、焼きウインナー、炊き出し豚汁、みかん缶でした。

救給カレーは、万が一のために学校の給食室に備蓄している非常食です。
賞味期限は3年半で、ごはんと野菜が入っていて、アレルギー特定原材料28品目不使用で、アレルギーがあっても安心して食べられます。また、食器がなくても袋の底をひらき、そのまま袋を立てて食べられて、片付けも簡単です。給食では少しでも食べやすくなるよう、温めて提供しました。

また、家庭でも長期保存できる乾物のなかで「切り干し大根」をつかって炊き出し豚汁を作りました。

↓具だくさんな炊き出し豚汁

災害時不足しやすいビタミンや、甘いもので心もほっとする効果のあるフルーツ缶詰のみかん缶も出しました。

給食時間中、災害時に困ることや、非常食、今日の献立についての指導動画をみました。

「災害が起こったときのために食べ物を備えることが大切だとわかった。」
「救給カレーは非常食だけど、食べやすい味と食感で意外と美味しかった。」
「豚汁が温かくてほっとする味でした。」
「非常食やお水を家族と一緒にみんなの分を確認したい。」などの感想がありました。

また、昨年に引き続き、今年の防災給食も、災害時で電気が使えず、給食リフト(エレベーター)がとまったことを想定し、防災訓練として、給食を1階から手運びしました。


4年生は4階の教室まで大変でしたが、途中で休憩もしながら、気をつけて運べていました。
また、非常食や防災バッグにいれておくとよいものも、昇降口前に展示しています。
「こんなパラパラなものがごはんになるんだ!」「水は家においているよ!」「非常用トイレも家にいっぱいあるよ!」など、手にとりながら、友だちと話す様子もみられました。
