佐野孝雄 作詞
芥川也寸志 作曲
一
春されば
萌えいづる 木々の息吹
比叡の嶺を
朝にけに 仰ぎつつ
ここに学ぶ われら
清らなる 希望はるかに
大空に 伸びゆかむ
ああ 北稜 われらが母校
二
夏されば
湧く雲に いや濃きみどり
比叡の嶺を
朝にけに 仰ぎつつ
ここに励む われら
たゆみなく 深く思ひて
真理を求めゆかむ
ああ 北稜 われらが母校
三
秋されば
空高く もみぢの錦
比叡の嶺を
朝にけに 仰ぎつつ
ここに集ふ われら
豊かなる 情操はぐくみ
携へて 歩みゆかむ
ああ 北稜 われらが母校
四
冬されば
雪雲に きびしき嵐
比叡の嶺を
朝にけに 仰ぎつつ
ここに競ふ われら
たくましく かたみに鍛へ
困苦に 克ちゆかむ
ああ 北稜 われらが母校
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1.全体の形は、校名の「北」を表し、大地に立った若者のエネルギーが、大空に向かって無限に展開する姿を象徴する。
2.中央の三角形は比叡山の姿を擬し、左右の突起は幡枝の山々を表している。簡素な表現の中に鋭い厳しさと北稜の名に込められた自然と人間との一致を求める。
3.左右に学校・父母を配し、中央に生徒を包み、共に協力し、知・徳・体の円満な発達と同時に、深く考え意欲的に実践する情操豊かな人間を育成することを表現する。