ご挨拶
◇本校に赴任して3年目を迎えました校長の小林孝伊(こばやし たかよし)でございます。四季折々の自然を感じ、幼稚園児の素敵な会話を耳にし、ルールを守りみんなで協力する中学生と共に毎日を送らせていただいております。
◇私にとっての綾部市は、若かりし頃(30歳前後)の勤務地であり、部活動の顧問であった「野球」の思い出が多くあります。綾部野球協会の皆様方には随分と助けていただき、技術指導等学ばせていただきました。残念ながら現在は子どもの数が減り、かつての様に市内の学校どうしで競い合うということは難しくなりました。
◇時代の急激な変化の中で、
☆決まり切った指導や指示をそのまま受け入れるのではなく、未知なる環境の中を自力で歩み、進むべき方向性を見いだす力
☆一人では解決できない問題に対して、仲良し関係にない人と協力して突破する力
☆インターネットと上手につき合いながら、人生100年時代を幸福に生きる心と体を鍛える力などの生きる力の土台を幼小中の12年かけて育てようとしております。
◇しかしながら、激しく変化する現代の社会システムの中で生きる今の子どもたちの抱える課題は複雑化・困難化しており、学校だけで対応することが適切ではなく、チーム学校として取り組むことの重要性が高まりました。また、義務教育段階までという括りではなく、学び直しや就労の視点からも、子どもたちを長期的な視点で育てていくことが求められています。従って、家庭・地域・関連施設等と連携する拠点となる「プラットフォームとしての学校」が目指す姿として言われています。
◇このような時代背景のもと、子どもたちに確かな力をつけていかなければなりません。学校と皆様方の関係を徐々に「支援」から「協働」へと移行していくためにも、今後とも本校の教育方針等へのご理解をいただきますようお願い申しあげます。
校長 小林 孝伊