3月10日(水)の午後、2年生理数コース物理選択者のうち希望者16名が、京都大学宇治キャンパスを訪問し、研修を受けました。
(1)講義「量子ビームの世界」
(2)光学実験「光の色を探る」
(3)加速器ビームによる元素分析と施設見学
京都大学の先生方や学生の皆さんの丁寧な御指導により、物理の面白さや奥深さを感じる、中身の濃い大変充実した一日となりました。
2年理系生物選択者を対象に、3回目の森林総合研究所との連携講座を実施しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、発表を行うことはできませんでしたが、各自でデータをレポートにまとめました。まとめたレポートは、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏に御高覧いただき、コメントをいただきました。
11月9日(月)および13日(金)に、2年生理数コース物理選択者対象に、京都教育大学名誉教授の沖花彰先生をお迎えし、「IH調理器の仕組みを探る」というテーマで出前授業をしていただきました。
IH調理器を使って電気や磁気に関する様々な実験を行い、その結果からIH調理器の仕組みを探りました。
最後は、IH調理器を実際に分解してその仕組みを確認しました。
身近にあるIH調理器を使った今回の実験を通して、生徒たちはより物理に親しみを感じることができました。
2年理系生物選択者を対象に、2回目の森林総合研究所との連携講座を実施しました。今回は、9月に設置した材料を回収するとともに、新たな材料を設置しました。
さらに、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏から、森林調査の意義や考え方を教えていただきました。
第3回目は1月を予定しています。
10月26日(月)、2年生理数コースの物理選択者を対象に、京都教育大学教育学部教授の村上 忠幸先生をお迎えし、「紙コップの不思議を探る」というテーマで出前授業をしていただきました。
紙コップにお湯を入れると、底面にくもりが生じます。そのくもりの原因を、マルチプル・インテリジェンス理論に基づいて分けられた班のメンバーで知恵を出し合い、仮説を立て、実証実験を行い、解明していきます。
仮説が間違っていた時の落胆は大きいですが、その分正解を実証できた時の喜びは大きいものでした。
今回の授業を通して生徒達は、身近な現象から不思議を見つけて、探究することに大きな意義を感じ、よい経験をすることができました。
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所関西支所の中尾 勝洋氏をお迎えし、2年理系生物選択者が学校林の調査を開始しました。
第1回目の今回は、身近な学校林を材料とし、森林が人間生活と密接な関係にあることを科学的に探究し、さらに自然科学的な手法を学び、科学の基本的な素養を身に付けることを目的にしています。
令和元年「森林総合研究所との連携講座」で実施していた学校林の土壌分解に関する研究の成果を、3月末に開催された「第131回 日本森林学会大会 高校生ポスター発表」で発表しました。
ポスターの審査の結果、本校が発表した「Tea Bag Indexを用いた学校林の土壌分解速度に関する研究」が特別賞をいただくことができました。
昼休みや放課後の時間を使い、生徒達が頑張ってつくったポスターは非常に完成度が高く、研究データの解析や考察も評価されたようです。名古屋での発表がなくなったことは残念だったのですが、このような賞に選ばれ、生徒にとっても誇れる探求活動になったのではないかと思います。
※発表したポスターは下記のリンクからPDFでご覧いただけます。
2月15日(土)、2年生理数コース物理選択者のうち希望者15名が、京都大学宇治キャンパスを訪問しました。
初めに放射線や加速器についての講義を受けたのち、グループに分かれ、分光器を使い光の性質を学ぶ実験を4種類行いました。最後に加速器の実験施設を見学し、加速器によって加速されたイオンビームによる元素分析の実験を見せていただきました。
京都大学の先生方や学生の皆さんの丁寧な御指導により、物理の面白さや奥深さを感じた有意義な一日となりました。
12月7日(土)に京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパスにて高校生特別授業が行われ、本校の2年3組の生徒35名が参加しました。
1日の内容:午前 大学院生の留学経験談
老田達生先生(元分子化学系 教授)の模擬講義
施設・研究室見学
昼食 学生食堂(生協)にてランチ
午後 実験「界面の不思議、マーブル染めなど」
生徒たちは模擬講義や研究室見学など、普段の高校生活では体験できない事ばかりで、興味を持って見たり聞いたりしていました。昼食では実際に大学の食堂でランチをし、大学生気分を少し味わいました。午後からの実験では、全員が積極的に実験に取り組めていました。今回の貴重な体験を踏まえて、これからの自分たちの進みたい進路について考えていって欲しいと思います。
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