【訪問記】roots 京丹後市未来チャレンジ交流センター

「人がつながる地域づくり」をテーマに、京都府社会教育委員が府内各地でのユニークな取組を発信する【訪問記】。

第1弾の今回は、高校生と地域の方々とが集い、新たなチャレンジができる居場所“roots”を訪れました。

令和3・4年度京都府社会教育委員の能勢ゆきさんが、“京丹後市地域おこし協力隊・高校生と地域を繋ぐコーディネーター”として活動されている場所です。京都府の社会教育委員が、その魅力をレポートします!

まちのみらいが生まれる交差点 roots-ルーツ(築山 崇)
高校生たちの“やってみたい”満載の壁。その実現への歩みを、軽快にあと押しする能勢さんは、峰山高校の「総合的探究の時間」コーディネーター。地域づくりの若手プロ。学校と地域、生徒と住民、好奇心と研究者、“なりたい”と“やりがい”、Uターン者と移住者、いろんなつながりが重なりあって、まちの未来への希望が見える!交流センターrootsの魅力を実感した今回の訪問でした。すぐ近くに、自分が求める職場を「なければ自分で作ってしまえ」というオーナーのワインショップがあるのも偶然ではない?

「夢が実現する壁」rootsを訪問して(木原 由佳里)
ドアを開けると、壁一面に「やってみたいこと」がびっしりと貼られていました。夢が実現する壁です。高校生や若者が地域の魅力的な人や素材と出会う場「交流センターroots(ルーツ)」がオープンして2年。「高校生の主体性を重んじながら一歩踏み出す時のお手伝いをしています。成功することよりもそのプロセスを大切にしています。この2年間で高校生が考えたプロジェクトは150以上です」とコーディネーターの能勢さんは話してくれました。高校生や若者だけではなく、地域がつながる場として誰もが一歩踏み出せる場所roots!夢が実現する壁に私も夢宣言!

一面ガラス張りの部屋の中にまず興味をそそられ(清水 範子
外から見たガラス張りの部屋の中にまず興味をそそられ、入口を開けると居心地のいい雰囲気に包まれました。本棚や斬新なデザインの机の木の温もりを感じ、壁一面に貼られた言葉に圧倒されつつも時間が経つのを忘れて話し込んでいました。rootsは、夢に繋がる一歩を踏み出せる場所で、能勢さんが「ここは学校の保健室の様な所」と言われたのが印象に残りました。学生や地域の人の心を休める場所でもあるのだと感じました。

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