4月26日(土)に第1回Area Studyを実施しました。
Area Studyは、1年生希望者を対象に土曜日に行う特別講座です。
京都産業大学の先生方を講師としてお迎えし、国際問題、世界の言語や地域について、さらには理系分野も含めて広く世の中の諸問題について考える内容で授業をしていただきます。
本年度は4月から12月まで、8回実施する予定です。
開講に当たり、寺澤校長からあいさつがありました。

第1回の講師は京都産業大学国際関係学部の井口正彦先生に担当していただきました。
「SDGsとGlobal thinking:持続可能な社会の構築に向けて」というテーマで授業をしていただきました。世界で問題になっていることを、自分事として捉える必要があることがよくわかりました。

後半はiPadを使って、「カーボンゼロゲーム」に挑戦しました。このゲームでは「地球環境大臣」として、二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするために政策を駆使し、気温の上昇を1.5度以下に抑えることを目指します。グループで相談したりしながらゲームを進め、温暖化対策が単純ではなく、様々な側面に注意を払わなければならないことが理解できました。
井口先生、ありがとうございました。
◎生徒の感想
・国際社会で起きていることは他人事だと思っていたが、私たちの生活にも大きな影響があることがわかった。
・今まで地球温暖化や海面上昇の問題は知っていたが、自分にできることはほとんどないと思っていた。今回の講義で「国際社会で起こっていることは、他人事ではなく自分事」として捉えることが大切だと気付けました。
・カーボンゼロゲームでは、重要なことなので慎重に進めていたら、南極の氷が半壊したり、政策が失敗したりするなどうまくいかず、環境問題解決の大変さを学べました。