【第1学期始業式の話】

みなさん、春休み中、病気やけがなく、元気に過ごせましたか。春休み中に1回しんざん小学校に来たことがあったのですがグラウンドで遊んでいた子が手を振ってあいさつをしてくれました。とても嬉しかったですし、しんざん小学校でみんなと頑張っていけそうだなと思いました。今日は、学校の1年が始まるとても大事な日です。難しい言葉ですが、節目といってスタートや区切りは大事です。みんなと、こんなしんざん小学校にしていきたいなというお話をしますので、聞いてください。

一つ目、「考えて行動する力を伸ばそう」ということです。

「今、何をする時なのかな」「友達や先生にどういうふうに伝えたらいいかな」「目標を達成するために、どういうやり方があるかな。」など、何をするときにも考えてすることが大事だと思います。なぜかと言うと、みなさんが将来大きくなって、生きていく力につながると思っているからです。友達の失敗や苦手なことを言うのではなく、いいところを見つけて、明るく前向きな声かけをしましょう。そうすることで、けんかやトラブルを少なくし、いじめが起こらないようにみんなで協力していきたいです。

二つ目、「自分で判断する、決めよう」ということです。

これは、とても難しいことです。先生もよく迷うことがあります。迷ったり、なかなか決められなかったりしたら、先生や友達、家族の人に相談したらいいです。でも、最後に自分で決めることで、やる気や目標につながると思います。だから、できるだけ最後に自分で決めるということ、1年間で力を伸ばしていってほしいです。

三つ目、「自分なりのやり方で表現しよう」ということです。

みなさんの中で、授業の中で発表するのが得意な人いますか。歌を歌うのはどうですか。なんでもそうですが、得意な人もいれば苦手な人もいますね。みんなの前で発表したり、作文や絵で表現したり、タブレットも使えるようになったので、これも表現に使えます。体育などで走ったりダンスをしたりするのも表現です。自分なりのやり方で伸び伸びと表現してほしいです。そしてその表現、友達の表現をお互いに「すごいね」「がんばってるね」って、認め合える、しんざん小学校のみんなになってほしいです。

四つ目、最後に「やさしい言葉を使おう」ということです。

友達の名前を呼ぶときは、呼び捨てやあだ名ではなく、○○君、○○さんと、呼び合いましょう。先生もみんなの名前を早く覚えて呼びたいと思っています。もしも、校長先生が教頭先生のことを「おい、教頭」って言っていたら、みなさん、どう思いますか。えらそうな校長先生だなって思いませんか。学校では、お互いに名前を正しく呼び合って、お互いにやさしい言葉かけをしましょう。そうすることで、トラブルやいじめが起こらない、みんなが安心して過ごせる、しんざん小学校にしていきたいです。

困ったことや相談したいこと、もし失敗や間違ってしまったことは、近くの先生に言ってください。必ず、みなさんの力になってくれ、助けてくれます。

校長室もいつでも来てください。これで話をおわります。

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