令和8年1月16日(金)に乙訓総合庁舎で、令和7年度読書活動推進会議を開催しました。
この会議は、管内の小・中学校で、読書活動推進の中心的役割を担う教員を対象に、読書指導の効果的な方法についての理解を深めるとともに、校内における読書活動推進体制の構築や読書活動を充実させるために必要な資質や能力の向上を図ることを目的として開催しています。
前半は「絵本をひらけば 世界がひろがる」と題し、絵本専門士の糸井 文彦 様に講演をしていただきました。糸井先生は現役の小学校教諭でもあり、絵本専門士・絵本作家としても活躍されているので、絵本の選び方や子どもたちと一緒に声を出しながら楽しむ読み聞かせの工夫、学級通信を通した読書啓発等、さまざまな視点から、絵本の楽しさや可能性を教えていただきました。
参加者からは、「絵本の読み聞かせは、一方的なものだけではなく、工夫次第で楽しみ方が広がるのだと思いました。」、「たくさんの絵本の紹介や実践例を聞くことができ、参考になりました。」等の感想が寄せられました。
後半の交流協議では、令和7年3月に策定された「京都府子どもの読書活動推進計画(第五次推進計画)」や全国学力・学習状況調査の結果から、京都府の子どもたちの読書活動の現状について、乙訓教育局の担当指導主事が説明しました。その後、小学校・中学校・府立学校の先生方が「子どもたちが読書を楽しむために、どのような工夫ができるでしょうか。」をテーマに、グループ協議を行いました。「本を手に取りやすい読書環境の整備」、「教科学習に関連した本の選定」、「地域の方と連携した読書活動の推進」等、現在各校で行っている読書活動の取組や、今後取り組んでみたいと考えておられる活動内容について交流しました。
読書は、語彙力や表現力を高めるだけではなく、文章の内容を理解したり、考えを整理したり、自分とは異なる立場や考え方に触れたりすることで様々な価値観に触れ、感受性や倫理観を育てます。そして、「言葉の力」が豊かに育まれていくことで、思考を深め、自分の思いを効果的に表現できるようになり、人生をよりよく生きていくための力を培っていきます。今後も、子どもたちが楽しんで読書に取り組むことができるよう、先生方とともに読書活動の推進を図っていきます。

