令和7年11月18日(火)に長岡京市立中央公民館で「令和7年度京都府視覚障害者社会教育指導者研修会(乙訓会場)」を開催し、管内2市1町から62名の参加がありました。この研修会は、障害のある人が心豊かに生活できるよう、社会参加への促進を図るとともに、指導者の資質向上を目指して開催しているものです。
研修会の講演・体験研修では、「AIスーツケースの開発-最新AIを使ってみよう-」と題し、日本科学未来館 副館長兼研究推進室室長 髙木 啓伸 様から大阪・関西万博で実装実験が行われたAIスーツケースのお話や視覚障害者のニーズがAIの進歩を支えてきた歴史について学びました。
また体験研修では、だれもが自由に安全に生活ができるよう開発された最新のAI技術を実際に使う体験を行いました。
参加者からは、「今後の視覚障害者の世界が広がっていくような内容のお話でした。人間の優しさも十分に活用しながら、開発が進んでいくと良いです。」「最先端のお話を聞くことができて良かったです。研究者たちの挑戦と努力の結晶が、人々の生活を良くしているのだと感じました。」等の感想が寄せられました。
今後も乙訓教育局として様々な研修会等を通して、様々な人権に関する教育活動を支援してまいります。

