令和4年度京都府視覚障害者社会教育指導者研修会(乙訓会場)を開催しました。

 令和4年10月18日(火)に長岡京市中央生涯学習センターで「令和4年度京都府視覚障害者社会教育指導者研修会(乙訓会場)」を開催し、管内2市1町から46名の参加がありました。この研修会は、障害のある人が心豊かに生活できるよう、社会参加への促進を図るとともに、指導者の資質向上を目指して開催しているものです。
  前半は、京都国立近代美術館研究員の松山 沙樹様から「さわる・かんじる・かたりあう~『感覚をひらく』プログラムから~」と題して、体験研修をしていただきました。視覚、聴覚、嗅覚、触覚等、様々な感覚を使ったり、絵画作品の「竹」と本物の竹を比べたりしながら美術鑑賞を行うことで、芸術作品に親しみ、新たな魅力を発見・共有しました。
  後半は、株式会社SECOND BASE KOBE代表取締役の安田 典充様から「みんなの防災!それぞれの備え!」と題して、防災の演習・講演をしていただきました。グループワークでは、災害時の在宅避難のために備えておくべき必要なものについて、意見を交流しました。
  参加者からは、「聴覚や触覚、嗅覚等を使った美術鑑賞の方法を体験できて楽しかったです。」「コロナ禍ならではの災害時避難方法として、在宅避難を一つの選択肢として考えること、またその時のために備えておくべきものを考えることができました。」等の感想が寄せられました。
  今後も乙訓教育局として様々な研修会等を通して、人権に関する教育活動を支援してまいります。

  

  

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