令和7年度の1学期、238名全員が、誰一人欠けることなく、それぞれの場所で、本日の終業式の日を迎えられたことを、とてもうれしく思っています。
今年度は、先輩から引き継いだ大宮中学校の伝統をベースにしながら、新たな大宮中学校の創造を目指すことを、生徒会スローガンの「新時代」という言葉に込め、企画・立案し、実行した取組や活動は多岐にわたり、また数えきれないほどありました。
先ほどの府大会壮行会もその一つです。この一つ一つの取組や活動が、皆さんたちが創り上げた「新たな大中の歴史」であります。
この新たな歴史は、決して3年生の皆さんだけが創り上げたものではなく、3年生の強い思いと見事なリード、そして、それを心で感じることができる1・2年生がいて、初めて創ることができたのだと思います。238名全員が刻んだ歴史です。
わずか70日ほどしかない1学期の中で、確実に成長している皆さん一人一人を感じることができ、本当にうれしく思っています。よくがんばりました。
明日から、いよいよ夏休みとなります。今年度から2学期の始業式が9月1日となりますが、一生に一度しかない45日間の「今年の夏」を、これまでと同様に「いのち」を大切に、自らの思いと行動で充実したものにしてほしいと思います。
最後に、「部活動のホワイトボード」に書かれていた3年生からのメッセージを紹介して、1学期終業式の式辞とします。皆さん、この1学期、本当によくがんばりました。
一緒に「府大会」に行きたかったね。
ラストまでチームのためにがんばってくれてありがとう。本当に楽しかったし、最 高な思い出になったよ。
試合には負けてしまったけど、今までのみんなの努力はいつか必ず結果として表れるから。
どれだけ苦しくても絶対にあきらめず、“楽しい”と思えるまでファイト!
みんなには、たくさんの仲間がいるから、どんな時も大丈夫!
一番応援しているから。
みんな、ファイト!
令和7年7月18日、大宮中学校 校長 田辺健二