令和6年度第2学期終業式 式辞

 本日は、2年生1組が、学級閉鎖、また全校的にお休みをしている人が多いこともあり、感染症、感染拡大防止の観点から、終業式を「放送」で行うことにしました。
 暖かい教室で、2学期の振り返りをゆっくりしてもらえたらと思います。

式辞
 1年間の中で、日数が一番多い、2学期の82日間が、本日で終わります。
過ぎてしまえば、あっという間のような感じがしますが、すべての人にとっては、その一日一日が、かけがえのない日々であり、その日々があるから今日があり、今、この瞬間があるのだと思っています。
 240名全員が、それぞれの教室、また、それぞれの居場所で、本日の終業式の日を迎えられたこと、とてもうれしく思っています。

 さて、先ほど、担任の先生より、各学級において表彰を行っていただきましたが、入賞されましたみなさん、本当におめでとうございます。今回は、特に、文化面でのみなさんの活躍が多く、本当に素晴らしいなと思っています。
 コンクール等の主催者の方々と話をする機会がありましたが、その中で、「実は大宮中学校は、京都府内でも、作文や絵画などにおいて、ちょっとした有名校になっているんですよ。」と聞かせてもらいました。
 これからの時代を生きていく上で、とても大切になる「自らの思いを伝える『表現力』や『発信力』」が、みなさんの「力」となって、大きく育っていることを、大変うれしく思って話を聞かせてもらいました。

 また、先ほど、全員ではありませんでしたが、放送にて、生徒会本部役員の認証を行い、新会長よりの「決意の言葉」を聞かせてもらいました。その言葉は、会長の言葉であると同時に、「新時代」を築く2年生、全員の言葉として「学年のいきおい」を感じ、大変うれしい気持ちになりました。
 3年生のみなさんは、後輩たちが、大宮中学校の次なる歴史を刻むことを、大いに期待してくれていることと思いますし、1年生は、いよいよ1年後の自分たちをイメージしながら、2年生の先輩の姿を見ていることと思います。
 今後、大宮中学校の「柱」となり、活躍していく2年生のみなさん、先日の立会演説会では、立派で、素晴らしく、そして「熱い」演説と、観客席から応援するクラスメイトの態度などは、観ている者、聴いている者の「心」も熱くし、前向きなものにしてくれました。
 2年生のみなさん一人一人が、それぞれの立場や役割を精一杯果たし、大宮中学校をさらに、前へ、進めてくれることを大いに期待しています。

 最後に、明日から年末年始を迎える冬休みとなり、家庭で生活する時間が増えます。
 家庭で一人になることを不安に思う人、また逆に、親戚など大人数で集まることに苦手意識を持っている人など、さまざまだと思いますが、不安や悩みがあるときは、保護者や家族、友だちなど、「顔がわかる」誰かとつながり、相談してほしいと思います。
 また、みなさんのタブレットに入っている相談アプリ「スタンド・バイ」も使ってもらえたらと思います。そして、この冬休みも、これまでと同様に、「命」を大切に生活してほしいと思います。

 それでは、来年の1月7日、今日と同じように、全員で始業式、そして新年が迎えられることを楽しみにして式辞とします。

                令和6年12月24日 大宮中学校 校長 田辺健二

 よいお年をお迎えください。

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