令和6年度第1学期 式辞

令和6年度の大宮中学校のスタートの日を、こうして皆さんと一緒に迎えられたことを本当にうれしく思っています。

昨年度からおられる先生たちが、「みなさん一人一人が2年生、3年生としての自信とやる気をもった顔つきになっているなあ。」とうれしそうに話をされているのを聞き、私は、今日皆さんと初めて出会いましたが、何だかとてもうれしい気持ちにさせてもらうことができました。みなさんのおかげです。ありがとうございます。

さて、そんな素敵な皆さんに、この1年を充実したものにしてもらうため、私から一つだけ心に留めておいてほしいことをお話します。

それは、「大宮中学校のすべての仲間との『つながり』を大切にしてほしい」ということです。

この「つながり」を作っていく第一歩は、「あいさつ」をかわすことと「ありがとう!」を伝えることだと私は思っています。毎日の登校時や下校時をはじめ、授業中や部活動など学校生活すべての時間、すべての場所において、同級生だけではなく、全校の仲間に「あいさつ」と「ありがとう」を言葉や行動として伝えていく。このことから「つながり」は始まるのではないかと思っています。

あわせて、この「つながり」を持つことは、自分のことだけではなく相手のことを思いやり、相手の立場に立ったものの考え方や行動にもつながっていくもので、まさに、皆さんをはじめとする大宮学園が大切にしている「人権尊重」にもつながっていくものだと思います。

いつでも、どこでも、誰とでも、この「つながり」を大切にして、今日からの新たな生活を充実させていってほしいと思います。

先生たちも皆さん同士の「つながり」が生まれ、そして深まるように日々の授業や部活動、合唱祭や体育祭などの行事で十分にサポートしていきたいと思っています。

明後日4月10日、皆さんの後輩となる新入生72名が入学してきます。

入学式までは今日と明日、たった2日間しかありませんが、なぜか私は、ここにいる2・3年生168名の皆さんが、この2日間で「大宮中学校としてのつながり」をさらに深め、新入生たちが安心できる「素敵な入学式」を皆さんたちのつながりの中で作ってくれるような気がしています。

私は、来年の3月がとても楽しみです。3年生を真ん中に、皆さん一人一人の心がつながり、大宮中学校という「大きな花」が咲いている、そんな風景を創造しながら、この1年、皆さんと共に取組を進めていきたいと思っています。

 『 つながりは、「あいさつ」と、「ありがとう」から!

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