令和5年度修了式 式辞

 本日で令和5年度が修了となりました。1週間前の卒業式では3年生90名が堂々と巣立ち、在校生の皆さんも1年後・2年後の自分自身のイメージを心に刻む大切な機会になりました。早くも卒業生は、新たな環境に向けて、制服のサイズ合わせや教科書の購入等、準備を始めているようです。

 新たな環境と言えば、1・2年生も1年前の4月、大きな環境の変化に期待と不安を感じながらスタートしました。「慣れた環境のままでいたい」「変わりたくない」と誰もが思うものですが、環境の変化が成長を促し、本当にたくましく力をつけました。自分だけがドキドキする訳ではありません。不安がない人なんていないでしょう。お互いの思いを感じ、優しく接し、気がつけば居心地の良い居場所になったという令和5年度の経験を自信にしてほしいです。

1年間、大宮中学校では、「自分のこと」「周りのこと」「自ら意欲的に学ぶこと」の3つを大切に、「がんばろう」という気持ちを引き出し高めることを目指してきました。この先どんな環境でどんな人に囲まれても「自分には良いところがある」と実感し、「仲間を受け止めたり受け止めてもらったりした経験」「自ら学んだ経験」を礎に、無限の可能性を伸ばし続けてほしいと願っています。

明日からの春休み、次のチャレンジ「令和6年度の飛躍」に備える16日間となることを期待し、修了式の式辞とします。

タイトルとURLをコピーしました