今日は、学校巡回公演事業で、野村万作・萬斎さんで有名な、狂言の「万作の会」の方々に、はるばる東京からお越しいただき、本物の狂言を見せていただきました。
全部で2つの狂言を見せていただきましたが、それぞれ演目の前には、丁寧に解説をしていただいたので、よくわかってみることができました。


一つ目は、「盆山」でした。盆栽をたくさん持っている人にほしいとお願いしてもいっこうにもらえないので、盗みに行くという狂言でした。


二つ目は、「附子」でした。これは小学校の教科書にも載っていた有名な狂言です。附子という猛毒(水飴)を主人が留守の間に食べてしまった家来が、うまく言い訳をするというものです。


最後は、共演体験で「蝸牛」をみんなでしました。演者の方との掛け合いで、楽しいひとときとなりました。



めったに生では見られない日本の伝統文化である狂言。先人が工夫し発展させながら良さをつないでこられた、素晴らしい狂言でした。