令和6年度中に南丹まなびサポーターとして活動した学生の感想

◆活動校 中学校(大学1回生) 
 教員を目指している私にとって、実際の学校現場での活動はたくさんの学びがあり非常に有意義なものとなりました。自分自身が通っていた学校での活動で、教員側の立場でいながら、児童・生徒の気持ちもよく感じ取ることができ、より深い学びに繋がったように思います。
 数学・算数の授業を中心に入らせていただき、その教え方や考え方を自分で模索するきっかけにもなりました。
 また、それ以外の学級活動や行事に向けた活動など、大学では関わることができないことにも触れることができました。

◆活動校 小学校(大学2回生) 
 ボランティアの活動を通して多くのことを学ぶことができました。まず、担任の先生の補助をしながら、授業の進め方や生徒一人ひとりに寄り添うことの大切さを実感しました。特に学習に悩みをもっている生徒に対してどのようにアプローチするかが難しいと感じましたが、生徒が理解できた時の笑顔や感謝のことばは、自分のサポートが少しでも役に立ったという達成感を得ることができました。
 また、休み時間に生徒と会話したり、遊んだりしたことで自然な姿を見ることができました。遊びの中で協力する姿も見られ、授業だけでなく、学校生活そのものが学びになると実感しました。
 この経験は、実際に現場でないと学ぶことができないことばかりでとても有意義なものでした。

◆活動校 小学校(大学3回生) 
 子どもたちは元気いっぱいで、授業にもとても積極的でした。手をピンと伸ばして「わたし、ぼくを当てて!」と目をキラキラ輝かせる姿を見て学びの姿勢に感動し、先生を目指したいなという気持ちが一段と強くなりました。
 先生方の授業も子どもの興味をひく発問や構成がなされており、分からない事を質問しても丁寧に教えていただきました。
 来年度も引き続き学校の「生」の現場で学びたいと感じています。

◆活動校 中学校(大学3回生)
 この活動を通して自分にとって良かった点は3つあります。
 1点目は、生徒の様子に気づけた点です。生徒が授業中、どのような所でつまずくのか、授業の空気感について知ることができました。
 2点目は生徒とのコミュニケーションをとれた点です。実際に生徒と話すことでしか得られないので、自分にとって学ぶことが多かったです。特に生徒との接し方や距離感は、現場の先生をお手本として学ぶことができたので、自分の力になったと感じました。
 3点目は、現場の先生の仕事の様子を知ることができた点です。学校全体で先生を支えあっている様子は、実際に経験をしないと分からないことでした。もっと殺伐とした雰囲気なのかも…と不安でしたが、昼食の時間など先生同士で話し合っている様子から柔らかな雰囲気でお仕事をされていることが分かりました。

◆活動校 小学校(大学回生) 
 昨年度に引き続き、活動をさせていただきました。子どもたちと勉強したり遊んだりすることはとても楽しく、毎回楽しみながら笑顔で活動できました。
 授業中の先生の動きや放課後の先生の仕事について間近で学べたのでとても勉強になりました。勉強面でつまずいている児童への声かけやサポートなどは難しかったが、継続して関わっていくうちに児童に寄り添いながら児童のペースに合わせてサポートすることが重要だと分かりました。
 教員になる前の今だからこそ色々な角度、広い視野で引き出しを増やすことができると思います。

◆活動校 小学校(大学4回生) 
 私は、この活動で今まで以上に小学校教員として働いている自分を意識することができた。
 これまでの教育実習では、2週間だけなどであったため、子どもたちのことを少しずつ理解してきたタイミングで終了ということがあった。しかし、この南丹まなびサポーターでは、長期にわたって子どもたちと関わることができたため、教育実習の時よりも深く子どもたちを理解することができた。気になる児童にも、何らかの背景や思いがあって、それに向き合うことができたのもこの活動ならではのことではないかと思う。
 また、先生方が実際に働いている姿を、教育実習の時以上に間近で見ることができたのも、教員として働いている自身の姿を想像させる一つの要因となった。子どもたちの前で授業するだけでなく、子どもたちが出した提出物を採点したり、運動会の前にグラウンドの準備をしたりする先生方の姿は、教育実習では味わえない体験だった。
 私が教員になった際には、この南丹まなびサポーターで得た経験を基に、この体験の中で憧れた先生方のような教員になりたいと考えている。
 

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