5年 出前授業「食と地球環境」

 5年生は出前授業で生活協同組合生活クラブ京都エル・コープの方々に来ていただいて、「食と地球環境」の学習をしました。「食べ物はどこで作られるのか」と「食べることが環境に与える影響」について考えました。日本の食料自給率は38%です。輸入に頼っていると輸入先の状況で輸入できなくなるかもしれないので自給率を上げることが大切だと教えてもらいました。
 輸入するということは、外国の食料を買い、それを日本まで運んでくる」ということです。運ぶ際にはその分の燃料が必要で結果的には二酸化炭素が増えて地球温暖化につながります。輸入を考えるときは「食料輸入量と距離」(フードマイレージ)も大事だと学びました。
 この他にも食品ロスや食べ物の旬の話など多くのことを詳しく教えていただきました。
 終わってからの子どもたちの振り返りでは「これからも好き嫌いをせずにごはんを食べようと思った。」「輸入するために二酸化炭素を出していてびっくりした。」「食べきることができないものは買わずに旬のものを買おうと思った。」「旬でない野菜は、旬の時よりも栽培するのに何倍ものエネルギーを使っていることが分かった。」などなど、子どもたち一人一人が自分事として捉えて、食と地球環境についての考えを深められたと思います。大変貴重な学習となりました。ありがとうございました。

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