盲学校、聾学校とも、本校は約100㎞離れた京都市内にあり、ともに創立140年を迎える歴史と伝統を誇る学校です。
舞鶴分校は、本能寺の変(1582年)の後、細川幽斎が隠居城として築城したと伝えられる田辺城(現在、本丸付近は舞鶴公園)の近くに位置し、京都北部地域の視覚・聴覚障害教育の中核を担う学校として昭和27年に設置され、地元では「盲ろう分校」の愛称で親しまれています。幼稚部・小学部を設置し、通学範囲が広いことから寄宿舎も設けています。
平成19年度からは、今までの実績の上に立ち、京都府北部聴覚支援センターを立ち上げ、より一層専門性の向上をめざし、地域社会の期待に応えるべく職員一同頑張っています。
盲学校舞鶴分校は在籍者がいないため、平成23年度からは休校しています。北部視覚支援センターの機能は、府北部の特別支援学校地域支援センターへ移管しています。
京都府立盲学校 校長 田渕 茂彦
京都府立聾学校 校長 竹本 明史