朝の集合時には少し眠たそうな生徒もいましたが、汽船場付近で出発式をして、保護者の皆様に見送られて元気に宮津を出発しました。空港に着くと初めて飛行機に乗る人も多かったようで、荷物を預けたり、搭乗したりする様子から緊張している思いが伝わりました。離着陸時の瞬間は思わず声が出ましたが、無事に沖縄に着きました。
一足早く梅雨に入っている沖縄では、湿気が多くジメジメした気候でした。バスに乗って平和祈念資料館に移動して、沖縄戦を経験された新里様による講話を聞きました。戦争の恐ろしさはもちろん、いま生きていることのありがたさ、そして命の大切さを考えるとても貴重な経験となりました。
その後、平和の礎で平和集会を行い、事前学習をもとに作成した平和宣言をしました。宣言後は、全校生徒で作った折り鶴を平和な世界の願いを込めて、供えました。曇天のもと、雨に降られずに平和集会を行うことができした。
その後、ひめゆり平和祈念資料館に行き、戦争の映像を見たり手記を読んだりして、「戦争は悲しみのみを残し、誰にとっても良いことはない」「戦争を起こしてはならない」と生徒は実感しました。
ホテルに着くと、生徒は普段とは異なる空間に興奮している様子でした。食事をとり、１日の反省後、自由時間を過ごして消灯となりました。
