5年生が小松菜の収穫をしました

  11月25日(火)に、5年生が梅原の中西様の「マメな中西農園」で、小松菜の収穫体験をさせていただきました。事前学習に引き続き、中丹東農業改良普及センターの儀間技師、中丹西農業改良普及センターの則信技師にもお世話になりました。(事前学習の様子は、11月25日(火)の記事「5年小松菜事前学習 | 福知山市立三和小学校・三和中学校(三和学園)」をご参照ください。)

 今回の収穫体験は、食育の一環の取組で、「農家の仕事の魅力や思いを聞くことで、農業や食について興味や関心を高める。/地域の農家の方の指導による収穫体験を通して、収穫の喜びを味わい、食や職業への関心を高める。/実際の給食に提供されることで、農家の生産者の方々など、多くの人が関わり作られていることへの感謝の気持ちを深める。」という目的で実施しました。

 農園に到着すると、収穫体験に先立って、小松菜の苗を見せていただきました。小松菜は、アブラナ科です。白菜もアブラナの仲間なので、苗は小松菜にそっくりでした。一方ほうれん草は、ヒユ科で仲間が違うので、葉の形が全然違いました。

 続いて、耕運機や畝上げ機、手押し式種まき機を実演してくださいました。機械を使うことによって、農作業が大変効率よく行えることが分かりました。

 そしていよいよ、中西様ご夫妻、中丹東及び西農業改良普及センターの皆様に教わりながら、小松菜を収穫していきました。目標は、全員で30kgを収穫することです!

 中西さんのお手本と解説から、5年生は、小松菜に土が付かないように、慎重にはさみを入れていました。切り取った後は、傷んだり虫が食べたりした葉を取り除き、かごの中に並べて置いていきました。

 終盤、わさび菜や小松菜を試食させていただく場面がありました。収穫したばかりの野菜は、こんなにも美味しいのかと、子どもたちはみんな驚いていました。特に、白い茎の部分が最高でした。「いつも食べている小松菜と全然違う。『ザ・野菜』という感じだった。」と言う児童がいました。新鮮な美味しさがパアッと口一杯に広がるのが、正に「ザ・野菜」でしたね。

 あっという間に作業終了時刻の12:00が来ました。「もっと取りたかった。」と言う児童が多かったです。みんなでかごを集めると、気になる計量です。目標30kgに対し、今年度の収穫量は…何と83.6kg!目標を大きく上回ることができるとともに、昨年度の74kgという記録を上回ることができ、大きな歓声が上がりました。

 最後に、中西さんから、次のようなお言葉を頂きました。

「高市首相が、食糧自給率を上げて『国産国消』を目指すと仰っていました。福知山市で行っている『地産地消』の取組は、その第一歩だと思います。」「食事の際は、『命を頂きます。』という気持ちを忘れないでください。また、人に優しく接する、謙虚な気持ちで生活する、ということを大切にしてほしいです。」

 中西さんの仰ったことをこれからの生活に生かせるよう努めていきます。ありがとうございました。

 特別に小松菜の種も頂きました。重ねてお礼申しあげます。

 この日収穫した小松菜は、27日(木)の市内全小中学校の学校給食に「スープ煮」として出されます。楽しみです。

 

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