地域に受け継がれる「久世音頭」を目指して
昨年度、創立50周年を迎えるにあたり、久世小学校の歴史や伝統を振り返り、学年道徳等で校歌に込められた平林さん(作詞者)や地域の皆様の想いや願いを学び、知りました。地域の皆さんの子ども達を想う気持ちが校歌に込められているのであれば、そのアンサーソングとして、「ふるさと久世への想いを形に表し伝えていきたい」、「子ども達と地域の方々とが一緒に音楽を通してつながり、楽しめたら」という想いから、「久世音頭」を創ることとしました。昨年度末6年生に、自分達の想いや伝えたいことを書いてもらい、私がそれをまとめて作詞をしました。1番は古くから栄える久世の地の素晴らしさを、2番はそんな地ですくすく育つ子ども達のことを、3番では、夢と希望のあふれる久世の地が未来まで続くように、という願いを歌詞に込めました。
そしてこの歌詞に、碓井淳之介さんが曲を付けてくださいました。碓井さんは久世小学校の卒業生で、現在大阪音楽大学の3回生で作曲を勉強されています。今年の1月には、自身の作曲した曲を関西フィルハーモニーのコンサートで演奏されるなど、大変活躍されています。今回、「久世音頭」の作曲をお願いしたところ、喜んで引き受けてくださいました。振り付けは5・6年生の有志が中心となって考えてくれたものをまとめて完成しました。今後は、地域の行事や11月の音楽研究大会等でも披露していこうと思っています。この「久世音頭」が、久世地域のテーマソングとして、地域の集まりやいろいろな行事で歌い踊られ、いつまでも受け継がれて行くことを願っています。地域や保護者の皆様の、ご支援・ご協力をお願いいたします。
歌詞
作詞・編 平成30年度卒業生・佐々木 一雄
作曲 碓井 淳之介
1 緑に囲まれ 自然が息づく
史跡があふれ 引き継がれる伝統
いにしえの頃より 栄えたるこの地
歴史を伝えよう いついつまでも
守り続けよう 久世の願い
2 多くの人に 見守られながら
若草の芽が すくすく育ちゆく
優しさと幸せが あふれるこの地
思いを受け継ごう いついつまでも
守り続けよう 久世の願い
3 大きな夢と 大きな友情
大きな希望が ここにはある
誇りを持って 進みゆけるこの地
未来へつなげよう いついつまでも
守り続けよう 久世の願い