2学期始業式の式辞
みなさん、おはようございます。
<元気の良い、返事がここまできこえてきました。>
38日間の長い夏休みも終わり、いよいよ、今日から2学期が始まります。
1学期の終業式の日に、「この夏休みには、目標を持ち、1日1日、毎日、「あきらめず」に努力を続けてほしい」とお話ししましたが、みなさん、どうでしたか? 目標を持って、あきらめずに、毎日努力できましたか?
あきらめずに毎日の積み重ねが大きな力になると校長先生は思います。
これからの学校生活やお家でも、しっかり目標をもって、少しずつ毎日、あきらめずに、頑張ってみましょう。
さて、2学期は1年で一番長い学期です。皆さんが登校する日数は、今日も含めて82日あります。また、2学期には、運動会や校外学習、5年生は宿泊学習など、学校の行事がたくさんあります。この2学期に、みんなに頑張ってほしいことが3つあります。
1つ目は、「目標を持ち、努力しよう」 です。
勉強や運動、係活動や当番活動、校外学習や運動会などに目標をしっかり持ち、一生懸命取り組む、あきらめずに粘り強く努力するということです。1学期の反省を踏まえ、2学期では、しっかり目標を立て、できることはさらに伸ばし、できていないことはできるようになってほしいと思います。
2つ目は、「心地よい言葉づかいをしよう」です。
今日は、みなさんに、北原白秋という有名な詩人が書いた詩を紹介します。見えにくい人はしっかり聞いてください。
ひとつのことば 北原白秋
ひとつのことばで けんかして
ひとつのことばで なかなおり
ひとつのことばで 頭がさがり
ひとつのことばで こころが痛む
ひとつのことばで 楽しく笑い
ひとつのことばで 泣かされる
ひとつのことばは それぞれに
ひとつの心を持っている
きれいなことばは きれいな心
やさしいことばは やさしい心
ひとつのことばを 大切に
ひとつのことばを 美しく
「心地よい言葉づかい」とは、自分が言ってもらったらうれしい言葉を友だちにも言い、自分が言われていやな言葉は友だちにも言わない。ということです。「ひとつのことばを大切に」「ひとつのことばを美しく」を忘れないようにしてください。
3つ目です。
「なかまと力を合わせて喜びを大きなものにしよう」です。
2学期には、校外学習や運動会、宿泊学習など多くの行事が計画されています。これらの行事は、一人だけでなく、みんなといっしょに、みんなと力を合わせて行っていく行事です。班やクラス、学年、あるいはブロックで、話し合ったり、練習したりすることが増えます。その時はみんなと互いに助け合い、認め合うことを大切に、なかまと力を合わせて取り組んでほしいと思います。なかまと力を合わせて取り組んだ分、喜びは何倍にもなると思います。
586人のみなさんと先生方の力を合わせて、感動、喜びの多い2学期にしていきましょう。
これで、校長先生の話を終わります。
令和6年8月27日
城陽市立久世小学校校長 吉川雅智
【過去の記事】
学校教育目標
質の高い学力と豊かな人間性を身に付け、生きる力に結び付く行動力・実践力のある児童を育成する。
目指す児童像
- 明るくたくましい子
- みんな仲良く心の美しい子(素直で思いやりのある子、互いに助け合い認め合える子)
- 深く考え進んで実行する子