令和5年度の始業のご挨拶

令和5年度始業にあたり
 今年の春は桜の開花が早く、新年度を待たずに盛りが過ぎました。今は目に鮮やかな瑞々しい青葉が芽吹き始めています。加悦の地を彩る四季折々の美しさをしみじみと感じる今日この頃です。
 4月10日には新入生41名を新たに迎え、全校生徒135名で令和5年度がスタートしました。新型コロナウイルス感染症にかかわる基本的対応が変わり、私たちの生活様式も少しずつ変化が求められています。そんな中で、生徒たちにとってより良い選択は何なのかを熟慮しながら、教育活動を進めてまいりたいと考えています。

 本年度も始業式・入学式の式辞の中で、本校の「めざす生徒像」について触れました。以下にその要旨を載せます。

1 「よく考える生徒」
 目の前の課題に対して、検索によって答えや解決方法を調べることは簡単ですが、自分自身の頭でじっくり考える習慣もつけてください。その習慣が、これから直面する課題に対して正しい判断ができる土台になります。

2 「思いやりのある生徒」
 自分の言動が周りにプラスにもマイナスにもなる可能性があります。思いやりの心を持ってプラスの影響を与えられるようになってほしいと思います。また、互いの違いを認め合い個性を尊重し合える集団であってほしいと強く願っています。

3 「健康な生徒」
 運動などで体力を向上させ、病気やけがを未然に防ぎ、身体を健康に保つことはもちろんですが、心の健康も同じように大切にしてほしい。悩みや困りごとがあったら身近な人に相談してほしいと思います。

4 「あいさつができる生徒」
 あいさつには人と人をつなげる大きな力があります。心のこもったあたたかいあいさつによって、より良い人間関係を構築できる生徒であってほしいと思います。

 今年度も加悦中学校の教育活動に対しまして、引き続きのご理解・ご支援をよろしくお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

令和5年4月
与謝野町立加悦中学校 校長 西山真司

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