２学期の教育活動を終了しました

１年で最も長い２学期が本日終了しました。インフルエンザが学期後半から猛威をふるいましたが、２学期も１学期同様、「トライ＆エラー」「安心感の醸成」「つながり」をテーマに教育活動を進めてきました。
９・10月には、マラソン大会に向けて、朝マラソンを取り組みました。昨年度同様、きょうだい学年（１・６年、２・５年、３・４年）のペア学年を活用し、励まし合いや認め合いを大切にして、一緒に走ったり、走力の近いグループを決めたり、タブレットでタイムを計ったり、で上級生の走りを見て声援を送ったり、それぞれ工夫をしながら、子ども達１人１人が最後まで一生懸命走る姿はとても素敵でした。また、本番では、参加した児童は全員走り切り、その成果を発揮することができました。そして、10月15日に開催された京丹後市小学校駅伝大会では、放課後練習では、多くの５・６年が積極的に参加し、明るく楽しく前向きな雰囲気の中で、練習に取り組むことが何より素敵なことでした。結果としても、見事、優勝し２連覇を達成することができました。
11月には、学習発表会を行いましたが、今年は、インフルエンザ罹患者が多数出たため、延期をして大変ご迷惑をおかけしました。各学年学級の仲間が、直前までなかなか全員揃わない中でも、欠席した仲間のために代役を積極的にしたり、台詞を分担し直したりと、本番ぎりぎりまで取り組み、どの学級学年も見事に全員揃っているかのような発表をやり切りました。「仲間とのつながり」と「子ども達のすごさ・底力」を感じました。
12月には、異年齢での活動がありました。何と言っても「児童会主催の全校かくれんぼ」です。２チームずつ２日に分けて行われ、ペアや３人組を作って学校やグラウンドでかくれんぼをしました。また、「体育委員会主催のきょうだい学年遊び」では、下の学年が遊びやそのルールを決め、上の学年と一緒に楽しみました。児童会でも内容づくりに一生懸命「トライ」し、その結果、多くの人との「かかわり」や「つながり」をもつことでき、「安心感」を醸成することができました。
こういった教育活動が推進でき、子ども達の素敵な力や姿、つながりが多く見られたのも、保護者の皆様が、日々、お子さんの健康管理を含む温かい見守りと、多大なるご理解ご協力をいただいたからこそと思っております。本当に感謝申し上げます。
さて、明日から17日間の冬休みが始まります。何はともあれ、健康第一・安全第一です。規則正しい生活をはじめとする体調管理（手洗いやうがい等の基本的な感染対策含む）、事故やけがなど、自分でもしっかり防ぐようにしてほしいです。また、お家での仕事や手伝い、学習課題などをやりきることも大切です。そして、伝統行事への参加も含め、各ご家庭で、この冬休みをどのように過ごすか、子ども達と一緒に考えていただき、有意義な冬休みになるよう、ご協力のほど、よろしくお願いします。
後になりましたが、改めて、保護者・地域の皆様には、子ども達の安全な登下校をはじめ、本校が進める教育活動へのご理解ご協力をいただきまして、この２学期間、子ども達は大きな事故やけがなく、落ち着いて学校生活を送ることができました。教職員一同お礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからも寒い日が続くと思いますが、お身体をご自愛していただき、よいお年をお迎えください。
令和５年12月2２日　校長　山副　雅彦