男山第三中学校2年生職場体験(11月6日・7日)

 11月6日・7日の2日間、キャンパス校区の男山第三中学校から中学2年生6名を職場体験として受け入れました。図書館に2名、特別支援学級に2名、通常学級に2名に分かれて活動しました。

図書館での体験

司書の仕事として、児童への読み聞かせ(ブックトークやペア読書)、貸出・返却業務の補助、図書館内の清掃や整理整頓などを行いました。児童と関わりながら、本を通じてコミュニケーションを深める姿が見られました。

特別支援学級での体験

音読のサポートや読み聞かせなどの学習支援、給食の準備や片付け、掃除や整理整頓の手伝いなど生活面のサポートを行いました。また、遊びや交流活動を通して、特別支援学級ならではの個別支援計画や教材の工夫、教員の支援方法について学ぶ機会となりました。

通常学級での体験

担任の先生の補助として、プリント配布や片付け、学習支援、給食の準備・片付け、清掃活動などを行いました。休み時間には児童と一緒に遊び、読み聞かせをするなど、自然な交流も見られました。

庁務員さんのお仕事体験

庁務員のお仕事にも挑戦しました。校舎内にあるビオトープの草抜きをしたり、花壇の整備として、園芸委員会が植える花の配置を考え花壇に穴を掘って植える準備をしました。今回の体験を通して、学校を支える仕事の大切さを学ぶことができました。

今回の職場体験は、単なる「作業体験」ではありません。小学校には学年や発達段階、支援の必要性が異なる児童がいることを知り、子ども理解と多様性の尊重を学ぶ機会です。また、児童と関わる中で、相手に合わせた言葉や態度を考えることでコミュニケーション力や協働性を育みました。さらに、学校の仕事は授業だけでなく多くの準備や支援で成り立っていることを知り、働くことの意味や責任感を感じる体験となったことを願っています。

保護者の皆様には、こうした体験を通して中学生が成長し、将来の進路や社会での役割を考えるきっかけになることをご理解いただければ幸いです。

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