4年生社会科「自然災害から命を守る」学習の後、防災絵本の読み聞かせと感想交流を行いました。防災絵本の読み聞かせの後に、担任の先生から「この本が伝えたいことってなんだろう?」「みんなは読み聞かせを聞いてどう思ったかな?」と問いかけると、子どもたちは自分なりに考え、意見を発表していました。
【4年1組 児童の感想より】
読んだ絵本「たったひとつのおやくそく」
・自分の命は自分で守らなければいけないと思った。
・地震や自然災害はいつ起こるかわからないから、家族とその時どうするか話をしておいた方がいいと思った。
・この絵本を通して、東日本大震災や能登地震のことも100年先まで伝えたいんだと思う。
【4年2組 児童の感想より】
読んだ絵本「おじぞうさんのおけしょうがかり」
・おじぞうさんが今までの歴史を伝え続ける大切な存在だったと気づいた。自分たちの地域にもおじぞうさんがあるか調べたい。
・おばあさんのおじぞうさんに対するやさしさや思いがなければ今の子どもたちに受け継がれないんだなあと思った。
・津波が来たら、まっすぐに高い所に逃げることが大切だと思った。
・やっぱり約束を守ることが大切だと思った。
・命を守ることが大切だと思った。
【4年3組 児童の感想より】
読んだ絵本
「ぼうさいバッグのちいさいポケット」
「たったひとつのおやくそく」
・避難することは大事。
・お家の人と約束しておくことが大切。
・お家の人と約束しておくことは、避難場所の確認や、一度避難場所に向かったら家族を探しに戻ったりしないということ。
・大事なことは、命を守ることだと思った。
・しっかり考えて、約束を守ることが大切だと思った。
今回4年生が社会科の学習で学んだことや、防災絵本の交流を通して感じた防災意識を「一時的な学び」ではなく、日常的な考え方として定着させていきたいと同時に、家庭や地域、学校全体を巻き込み、児童が「自分たちで安全を守れるんだ」ということを実感できる学びが防災意識の向上に繋がると感じました。