(令和4年度)中学校 1年 保健体育科【試合の戦術を立てよう】

ICT活用のポイント
 ゲームに取り組み始めて最初の数時間はICTを活用せず、自分たちの感覚を大切にしながら反省点を挙げるよう指導した。その上で、途中からiPadを活用して、チーム間で試合の様子を互いに撮り合い、今度は感覚から挙がった課題点と、客観的に見た課題点をすり合わせていくよう指導した。
活用場面
 パス練習、ドリブル練習などの個人技能の習得、2対3・3対4などの攻める生徒が有利な状況を作った練習など集団での技能の習得を目指した学習を終え、それらを活かしながら、仲間と協力してボールを運び、得点につなげることを目標としたミニゲームを行った。ゲーム後には、チームでの反省会の時間を作り、挙がった課題点を次のゲームに活かすことを繰り返す中で、技能の向上、試合中の判断力の向上、互いに教え合い高め合う集団力の向上を目標に授業を展開した。
活用した機能(アプリケーション名)
カメラ機能(ロイロノート)
授業者コメント・児童生徒の主な反応等
(生徒の反応・変容)
 撮っている際も、反省会の際も、客観的な視点が入り、生徒たちの新たな気付きにつながっている場面が多く見られた。


(課題・まとめ:授業者のコメント)
 自分の感覚と客観的に見た試合の様子をすり合わせるのには非常に有効な時間となった。試合の映像とチームの反省会の内容を合わせて提出させた。これらのデータを積み上げていき、前時との比較やチームを超えての交流につなげたい。
 課題点は、
①iPadの管理。グラウンドには机などがないため、地面にiPadを置かなければならない場面が出てしまう。移動や活動の際に誤って踏んでしまい破損につながってしまう可能性がある。また、班の代表のみがiPadを持ってくるが、全員がグラウンドに持参すると、自分のiPadを探し出すだけでも余計な時間が生まれてしまう。グラウンドでのiPadの管理について今後検討したい。
②iPadの撮影者について、自分の動きを撮影するためには他者の協力が必須だが、他者の映像が自分のiPadに残るのは生徒指導上良くない。ただ、他人のiPadを触る場面がどうしても生まれてしまうので、人権面にも配慮した丁寧な指導の下、活用していく必要がある。
③生徒の活動時間の確保との兼ね合いで、今後指導者が工夫をしていかなければならない。撮影する時間、iPadを操作する時間を確保しようと思うと、生徒の活動時間が減少してしまうので、活用頻度や活用方法の検討は引き続き行っていきたい。
市町(組合)教育委員会
京田辺市
308